比治山「平和の丘」基本計画(素案)

 比治山公園「平和の丘」基本計画(素案)が取りまとめられ、議会に報告されました。
 「平和の丘」策定にあたっては、比治山にある放射線影響研究所の移転を進めるために若林新三議員も再三質問で取り上げてきました。今年度内に計画策定する予定です。

 「平和の丘」基本計画は次のとおり3つのコンセプトからなっています。①は「都市に込められた平和への思い」を共有する場で、陸軍墓地、展望施設等、頼山陽文徳殿、「平和へのメッセージ」を記す碑など整備、再整備します。②は「都市の美しさ・復興の力強さ」を実感する場で、展望施設等を整備します。③は都市に息づく文化・自然の豊かさ」を体験する場で、まんが図書館・御便殿広場、現代美術館、遊戯施設、ランニングコース、ウェルネス施設、プレイパーク、レクリエーションエリア、多目的エリア、飲食施設(レストラン)などを整備、再整備します。

 また、公園の機能をより発揮させるための環境整備として、園内動線・交通アクセス、樹林管理及び植栽、案内サイン、照明、飲食サービス・にぎわい、総合インフォメーションセンターを整備します。

 整備時期については、Ⅰ期(2017年度~18年度)、Ⅱ期(2019年度~21年度)、Ⅲ期(放射線影響研究所移転後)に分け、Ⅰ期は「既存の施設の魅力に磨きをかける整備」として陸軍墓地、頼山陽文徳殿、まんが図書館・御便殿広場を整備する予定で、同期間内に眺望の確保、樹林管理及び植栽、飲食サービス・にぎわいなど環境整備を行います。
 Ⅱ期は「公園の新たな魅力を創出するための整備」として展望施設等、「平和へのメッセージ」を記す碑、現代美術館、遊戯施設、ランニングコース、ウェルネス施設、プレイパーク、レクリエーションエリアを整備します。同期間内には園内動線、交通アクセス、樹林管理及び植栽、案内サイン、照明、飲食サービス・にぎわい、総合インフォメーションセンターなどの環境整備を行います。
 Ⅲ期は、「放射線影響研究所の敷地を活用した新たな施設の整備」として多目的エリア、飲食施設(レストラン)、「平和へのメッセージ」を記す碑、遊戯施設、ランニングコースを整備します。同期間内に園内動線・交通アクセス、樹林管理及び植栽、案内サイン、照明などの環境整備を行うことにしています。

比治山「平和の丘」基本計画の施設配置図

比治山「平和の丘」基本計画の施設配置図

展望施設等の整備イメージ

展望施設等の整備イメージ

多目的エリアの整備イメージ

多目的エリアの整備イメージ

まんが図書館・御便殿広場の整備イメージ

まんが図書館・御便殿広場の整備イメージ

 

* 2017年3月に素案どおりに「基本計画」を策定しました。