第1回定例会(2月14日~3月22日)

 第1回定例会が2月14日から3月22日にかけて開かれ、総額1兆1563億7601万円、一般会計5885億9537万円の2012年度予算を決めました。

 最終日には議会棟ホールの喫煙所の整備費151万円を減額する修正案が提案され、可決されました。また、若林新三議員は、広島県広島ヘリポートの整備事業の半分を広島市が負担することに対して「広島県の固有の事業であり広島市が負担する根拠がない」との修正案を提案しましたが、賛成22人(定数55)で少数否決されました。
 その他、東日本大震災での被災地のがれきの受け入れについての決議等を可決しました。
 
 

 一方、昨年の決算特別委員会の総括質疑で若林新三議員が東部地区連続立体交差事業の見直しを求めていたことに対して、市長は共同事業者である県と調整して事業を見直すことを明らかにし、予算化しませんでした。
  また、12月議会で若林新三議員が求めていた広域避難場所となる小学校へのAED設置については3年間で全校に整備することとし、当面12年度は13校に設置することとしました。

予算特別委員会の文教関係の質疑で、教員の負担軽減のための体制作りや特別支援教育の強化を求めた若林新三議員

予算特別委員会の文教関係の質疑で、教員の負担軽減のための体制作りや特別支援教育の強化を求めた若林新三議員


 若林新三議員は、2月28日から3月21日にかけて開かれた予算特別委員会で、文教関係と総括質疑で発言しました。

 2月29日の文教関係の質疑では、5年生から導入している英語科と言語数理運用科等「ひろしま型カリキュラム」についての重要性を指摘するとともに、教員の負担軽減にむけたバックアップ体制の強化や特別支援教育の強化を求めました。

 3月14日の総括質疑では広島県ひろしまヘリポートへの負担について根拠がないとして見直しを求めた他、中山間地対策として安佐町小河内地区に市が指導した農業者を配置するよう求めました。