2013年度当初予算の概要

2013年度の広島市当初予算案が第1回定例会で審査されています。
 一般会計は5697億2689万円で昨年度と比較して3.2%の減、特別会計や企業会計を含めた全会計は1兆1473億5217万円で0.8%の減となっています。
 しかし、今回の当初予算については国の15ヶ月予算の考え方に対応して公共事業費については2月補正で事業を前倒して135億円を組んでおり、この補正額と当初予算額を合わせた公共事業費は872億円となり、前年度と比べて4.6%の増となりました。
 市の借金となる市債の発行については657億円としており前年度より3.0%減となっています。

 一方、歳出については都市機能の充実強化として広島駅周辺の再開発等(49億2901万円)、可部線の電化延伸、白島新駅の整備など都市内交通の円滑化(171億2377万円)、高速道路・国道バイパス整備等(115億4047万円)など350億419万円を計上。産業振興では288億9672万円、保健・医療・福祉・子育て分野で1510億1413万円、安全安心に暮らせる生活環境の整備443億3555万円、平和関連の事業費として1億7121万円などが盛り込まれています。

 当初予算案については2月28日から3月25日まで開かれる予算特別委員会で審査され、3月26日の本会議で決めることになっています。