第3回定例会(6月15日~26日)

広島市議会第3回定例会が6月15日から26日にかけて開かれ、24億6025万円の補正予算を決めた他、4つの特別委員会を設置しました。また「地方財政の充実・強化を求める意見書」など4つの意見書を可決しました。

今回の補正予算については、新規事業や拡充事業を中心に編成されています。主には、災害時の被害情報や雨量等の各種防災情報の収集・共有機能、避難勧告等の支援機能などを備えた防災情報共有システムの実施設計等で1720万円、地域介護予防拠点整備促進事業に1億3356万円、家庭用燃料電池設置補助1503万円、道路上のごみボックスの改善など“ごみ”ニティー活動支援事業に3365万円、中山間地域の中小企業活性化支援として1億2083万円、広島高速5号線のトンネル中間部への階段式避難口の整備3億1280万円などとなっています。

意見書は、地方財政の充実強化の他、「年金積立金の適正運用の確保」、「少人数学級の推進」「ヘイトスピーチ根絶に向けた法整備」の意見書を可決しました。しかし、市民連合が提案した「安保法案の慎重審議」の意見書は賛成少数のため否決となりました。

また、今後2年の調査研究をするため①大都市税財政・地方創生、②都市活性化、③安全・安心まちづくり、④都市魅力づくり、の4つの特別委員会を設置しました。

総務委員会で放射線影響研究所の移転についてとりあげる若林新三議員

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