安佐市民病院、機能分散案を可決(第4回定例会)

9月14日から29日にかけて開かれた第4回市議会定例会で安佐市民病院の機能分散案を賛成多数で可決しました。安佐市民病院の建て替えをめぐっては昨年2月の定例会で市長が提案した荒下地区への移転案を否決していました。今回の可決により荒下地区には高度、急性期医療450床の病院を新設。現在地には北館を利用して日常的に受診できる地域包括ケア病棟(57床)やホスピス(20床)を整備する他、夜間急病センターも併設する見通しとなりました。この議案の採決は記名投票方式を採用。賛成30票、反対23票でした。若林新三議員は、病院は現在地で建て替え、荒下地区は新たな賑わいの場所として整備すべきとして議案に反対しました。

安佐市民病院建て替えの採決は記名投票方式で行われました。賛成は白票、反対は青票を投じます。

安佐市民病院建て替えの採決は記名投票方式で行われました。賛成は白票、反対は青票を投じます。

定例会では、この他に4億5426万円の補正予算などの議案を可決するとともに2014年度の決算を審査する決算特別委員会の設置を決めました。

安佐市民病院の建て替えについては一定の結論が出たことになり、荒下地区への病棟の新設と併せて、現在地での跡地の有効活用を含めた地域を活性化するための議論がスタートすることになります。

総務委員会ではマイナンバー制度の導入にあたっては情報が漏えいしないよう万全を期すよう求めました。

総務委員会では、マイナンバー制度の導入にあたっては情報が漏えいしないよう万全を期すよう求めました。