新しいタイプの高校を18年4月に開校

 広島市と広島県は定時制や通信制課程の高校を共同で再編・整備する新しいタイプの高校を2018年4月に開校する予定にしていますが、その概要が明らかになりました。 

 再編する定時制等の高校は、県立の定時制が国泰寺高校、観音高校、海田高校、市立は広島工業高校、大手町商業高校の5校。通信制は県立の西高校で、併せて6校を再編した新しいタイプの高校を整備するものです。 

 教育課程は定時制と通信制課程を併せたもので単位制を実施。「平日登校コース(仮称)」(240人)と「通信教育コース(仮称)」(400人)があり、併修も可能とされています。授業時間帯も午前・午後・夜間で自由に選択できます。 
 学科は生徒自らの進路などに応じて適切な教科・科目が選択できる「総合学科」とすることにしています。

 開校する場所は広島特別支援学校跡地(中区大手町4丁目・大手町商業高校を併設)で敷地面積は18,627㎡、鉄筋コンクリート造りの4階建ての校舎と3階建ての体育館を整備する予定。総事業費は55億9100万円を見込んでおり、広島特別支援学校校舎の解体を除いて県と市で折半します。

2018年4月に開校予定の新しいタイプの高校のイメージ

2018年4月に開校予定の新しいタイプの高校のイメージ