サッカースタジアム、中央公園での整備費190億円

 サッカースタジアム建設に向けて12月1日、都市活性化特別委員会に広島みなと公園、旧広島市民球場跡地、中央公園広場の3か所で整備する場合の事業費などの比較が報告されました。

 事業費については広島みなと公園が192億円、旧広島市民球場跡地が260億円、中央公園広場はスタジアム本体整備費が172億円、道路関連整備費が約12億円、その他広場の再整備等で数億円程度かかると見積もられており、合計190億円程度と試算されています。管理運営費は3か所とも2.6億円。

 集客予測は広島みなと公園が40万人。旧広島市民球場跡地と中央公園広場は45万人とされ、内訳はプロサッカーが1試合18500人で23試合、3万人規模の大型イベントの他、サッカー日本代表戦、アマチュアサッカー、ラグビー等となっています。

 中央公園広場では、一定のオープンスペースを確保しつつ、中央公園広場の魅力を向上するための整備等を行うことにより、サッカー以外での集客や賑わいの創出が期待でき、周辺地域を含めた中央公園の回遊性の向上にもつながるとされています。

 この比較結果に加えて中長期的なまちづくりの観点などからの検討を行い、広島県、広島市、広島商工会議所の3者で評価した上でサンフレッチェ広島の意見も聞きながら候補地を絞り込んでいくことにしています。

サッカースタジアムを中央公園広場に整備する場合のイメージ