路面電車の電停の統合等を求める(第5回定例会)

 第5回定例会が12月1日~14日に開かれ、24億8923万円の補正予算などが決まりました。

 若林新三議員は12月7日に一般質問を行い、①路面電車の電停の統合、②広島中央市場と東部市場の統合、③放射線影響研究所の移転、④国連軍縮会議の期待と成果、⑤電子メディアの適正利用と犯罪抑止、の5項目について質問しました。

 

 路面電車の電停の統合については、広島駅周辺と紙屋町・八丁堀地区が東西の核と位置付けられていますが、路面電車で14分もかかることから、速達性を確保することからも近距離にある電停は統合を検討すべきだと提案しました。

 これに対して、市は電停のバリアフリー化や車道の断面構成の見直し、歩道の改築などの課題解決にむけて電停統合の実現可能性について具体的に検討することを明らかにしました。

広島駅周辺と紙屋町・八丁堀地区の連携を強めるためにもバリアフリー化も含めて電停の統合が具体的に検討されます。

 広島中央市場と東部市場についても、中央市場の建て替えは決まっていますが、東部市場も老朽化等の課題もあり、この際、中央市場と東部市場を統合して新市場を整備するほうが合理的だと提案しました。

 市は、提案に対して統合が効率的、効果的との考えがひろがっており、検討を進めていくと答弁しました。

 

 その他、放射線影響研究所の移転については、若林新三議員は再三取り上げており、今回が最大のチャンスであり、確実に実現するよう求めました。

 電子メディアについては、SNSを使った残忍な事件も発生しており、利便性の裏に潜む危険性についても啓発を強めるよう求めました。

路面電車の統合や電子メディアの適正利用、中央市場と東部市場の統合などについて一般質問する若林新三議員