可部東に整備されるラウンドアバウト(環状交差点)

 5年前の8.20豪雨災害の復興事業として整備が進められている都市計画道路・高陽可部線と可部大毛寺線が接続する可部東2丁目の交差点はラウンドアバウトと言われる信号のない交差点。

 年度内には開通する見通しで、ラウンドアバウトは信号機のある十字型の交差点ではなく、ヨーロッパなどで普及が進んでいます。2014年に道路交通法が一部改正され、導入できることになり、東日本大震災で大きな被害のあった仙台市などで設置されています。

 ラウンドアバウト(環状交差点)は信号機がなく、中央のロータリー部分を左に侵入して右回りに進み、自分の進みたい道路に左方向で出る交差点になります。信号がないため、スピードを緩めながら交差点に進入できることになります。事故の防止に効果があるとされており、国や警察も推奨しています。 

 このラウンドアバウト(環状交差点)は、広島県内で初めて整備されます

可部東2丁目に整備される予定のラウンドアバウト(環状交差点)