旧市民球場跡地の整備内容

 8月3日、旧市民球場跡地整備の予定者が決まるとともに、提案内容が明らかになりました。

 設置等予定者はエヌ・ティ・ティ都市開発株式会社が代表法人のグループで、構成法人は大成建設㈱、㈱中国新聞社、㈱広島バスセンター、広島電鉄㈱など。9月議会に契約関係の議案を提出し、議決されれば、10月から設計・整備を行い23年3月(22年度)には供用開始の予定です。

 コンセプトは「旧広島市民球場の記憶を継承し、地域や店舗と呼応した、にぎわいのGATEPARK」。平和軸をつなぎ、未来の平和をつくるシンボルとなる「ピースプロムナード」と旧広島市民球場のかたちを継承する「2つのリボン」を骨格とした公園として計画します。

 公園内には大小のイベントに対応する折り鶴をイメージした膜屋根を整備するとともに、公園の外周部に沿わせて木造店舗を配置。紙屋町シャレオ方面からサッカースタジアム方面までにぎわいの連続によって回遊性と高い集客性を実現するとしています。

旧市民球場跡地整備のイメージ

折り鶴をイメージした大小イベントに対応した膜屋根