市議会のうごき

価格高騰対策、G7関連等で175億円補正(第7回定例会)

2022年9月30日 金曜日

 9月15日~29日に第7回定例会が開かれ、174億6,854万円の補正予算などを決めました。

 補正予算の主なものは電気・ガス・食料品等の価格高騰に対する緊急支援給付金で80億1,493万円、新型コロナウイルス感染症対策が65億2,561万円、G7広島サミット関連が28億6,988万円などとなっています。

 電気料金などの価格高騰に対する緊急支援給付金の対象者は「住民税非課税世帯」、「家計急変世帯」のいずれかで1世帯当たり5万円が支給されます。

 一方、建設委員会では若林議員が強く求めていた都市計画道路の整備方針(素案)が示され、都市計画道路・高陽可部線の最終工区が重点整備路線に選定されました。

都市計画道路の重点整備路線選定について発言する若林新三議員

原油価格・物価高騰対策で31億円補正予算(第6回定例会)

2022年8月2日 火曜日

 7月29日~8月2日に第6回定例会が開かれ、総額30億9,403万円の補正予算を決めました。

 コロナ禍で厳しい環境の中で、原油価格・物価高騰による多大な影響を受けながらも価格転嫁が困難と認められる事業者等に対する支援をするものです。具体的には物価高騰に伴う社会福祉施設等や農業者への支援、原油価格高騰に伴う公共交通事業者等への支援。民間放課後児童クラブに対しては1施設当たり年間3万円、農業者等へは肥料代や飼料代等の上昇分、特別養護老人ホーム、児童養護施設等に対しては利用者1人当たり3万6千円、交通事業者に対しては燃料費上昇相当額の2分の1などとなっています。

第6回定例会では約31億円の補正予算を決めました。

 

 

G7広島サミット開催支援で1億4千万円(第5回定例会)

2022年6月18日 土曜日

 6月7日から17日にかけて開かれた第5回市議会定例会で24億3,057万円の補正予算を決めました。G7広島サミットの開催決定を受けて1億4,000万円を予算化。開催支援と併せてサミット参加者に被爆の実相を伝えるとともに、広島の魅力を国内外に発信するための取組を行います。

 その他、新型コロナウイルス対策として22億9,057万円を予算化しました。低所得の子育て世帯への生活支援特別給付金の支給などを行います。

 若林新三議員は厚生委員会で原爆被爆者援護事業団の運営状況について取り上げました。同事業団は被爆者の一般養護ホームや特別養護ホームなどを運営しています。被爆者の高齢化が進むことから今後の組織の在り方について質しました。

厚生委員会で原爆被爆者事業団の運営について取り上げる若林新三議員

西佐古(安芸区)山下、三宅(安佐北区)議員の議席等確定(臨時会)

2022年5月18日 水曜日

 河井買収事件に関連して安芸区(定数1)と安佐北区(定数2)の市議会議員補欠選挙が行われたのを受けて、4月13日、5月13日にそれぞれ臨時会が開かれ、安芸区では西佐古晋平議員、安佐北区では山下正寛議員、三宅朗充議員の本会議の議席や所属委員会等が決まりました。

 安芸区では3月20日に、安佐北区では4月24日にそれぞれ補欠選挙が行われ3人が当選していました。

22年度一般会計6,589億円、全会計1兆2,214億円(第2回定例会)

2022年3月17日 木曜日

 2月7日から開かれた第2回定例会で、3月17日の本会議で採決が行われ2022年度の当初予算が決まりました。一般会計は6,588億8,140万円(3.6%減)、全会計では1兆2,214億1,441万円(3.7%減)。

  一般会計の当初予算規模は対前年度比3.6%の減となりました。主な要因は、借金を返済するための公債費が372億円減ったことや恵下埋立地の事業費減などによるもので、21年度と比較して248憶円の減となりました。

 若林新三議員は、予算特別委員会の建設関係(3月2日)と総務関係(3月9日)で諸課題について取り上げました。

 

一般会計歳出【性質別歳出】(単位千円)     
    2022年度 2021年度 増減
消費的経費 439,754,525 430,138,969 2.2
  人件費 143,461,899 144,275,719 -0.6
  物件費 74,751,983 66,106,806 13.1
  維持補修費 7,203,023 7,873,266 -8.5
  扶助費 145,667,291 144,091,815 1.1
  補助費等 68,670,329 67,791,363 1.3
投資的経費 89,401,577 93,209,568 -4.1
  普通建設事業費 87,550,046 90,313,448 -3.1
  災害復旧事業費 1,851,531 2,896,120 -36.1
その他の経費 129,725,307 160,376,034 -19.1
  出資金 1,936,790 960,600 101.6
  積立金 1,627,101 1,704,979 -4.6
  貸付金 27,042,130 26,993,429 0.2
  公債費 39,674,659 76,891,543 -48.4
  繰出金 59,044,627 53,425,483 10.5
  予備費 400,000 400,000 0.0
合計   658,881,409 683,724,571 -3.6

 

  特別会計は、国民健康保険が1,026億円(3.0%減)、介護保険が1,052億円(3.8%増)、後期高齢者医療が165億円(3.5%増)、競輪が259億円(12.2%増)など、総額は4,149億円(5.0%減)となりました。

 企業会計は、下水道事業が1,043億円(0.4%増)、水道事業が408億円(0.8%減)、安芸市民病院事業が25億円(3.1%増)など、総額は1,476億円(0.1%増)となりました。 (( )内は前年度当初予算比。)

 なお、広島市立大学と市立病院機構(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院、北部医療センター安佐市民病院)は地方独立行政法人のため市議会による予算等の審査は行いません。

17日の採決では22年度予算などと併せて河井買収事件で被買収で起訴された市議6人に対する議員辞職決議案が可決されました。