過疎対策の強化、今後の交通政策、可部バイパスの整備促進を求める(予算特別委員会・建設関係)

 3月8日に開かれた予算特別委員会で若林新三議員は、里ライフ創造施策クロスセクションの役割、LRT化の促進など今後の交通政策、可部バイパスの整備促進について質問しました。

  里ライフ創造施策クロスセクションの役割については、いわゆる過疎対策を市全体でとりくもうとしている矢先、クロスセクションの一角を構成する教育委員会が地域振興の中核施設となる小学校の統廃合を一方的に提案したことに対して、統廃合によって一層地域が疲弊する可能性があるとの問題提起をするとともに、過疎対策の強化を改めて求めました。安佐町小河内地区を例に発言したものです。
  今後は、小学校の統廃合については地域と十分協議するとともに、見切り発車はしないことになりました。

里ライフの創造が期待される小河内地区(案内板)

里ライフの創造が期待される小河内地区(案内板)

   LRT化の促進など今後の交通政策については、路面電車の機能向上を求めたものです。
 現在の路面電車では広島駅から紙屋町までも相当時間がかかっていることから、路面電車のスピードアップを求めました。具体的には、広島駅前大橋を通る広島駅前ルートの整備、乗降時間の短縮、信号待ち時間の短縮などを求めました。

路面電車のLRT化によって利面性の向上が求められます。

路面電車のLRT化によって利便性の向上が求められます

  可部バイパスの整備促進については、あと少しで開通できるというところまでこぎつけながら、十分な予算措置ができない可能性があるため、整備が可能な予算が措置できるよう広島市の努力も求めたものです。