市議会のうごき

厚生、こども文教、消防上下水道、総務関係で質疑(予算特別委員会)

2025年3月10日 月曜日

 25年度の予算を審査する予算特別委員会で、若林新三議員は厚生関係、こども文教関係、消防上下水道関係で質疑を行いました。

 厚生関係では①がん検診、骨粗しょう症検診の推進、②ジェネリック医薬品の利用促進、③黒い雨に係る被爆者の援護、の3点について取り上げました。健康寿命の延伸のためにもがん検診等の推進を求めました。

 こども文教関係では、①待機児童の解消、保育士の確保、について、また消防上下水道関係では①救急車の病院対応時間の短縮、②新しい消防ヘリコプターの機能、②上下水道の企業債の償還状況、について取り上げました。救急車の病院時間の短縮については、これまでも重要な課題として指摘しています。

  総務関係では、①臨時財政対策債が0円に、②「平和の丘」整備計画と博物館構想、の2点について取り上げました。臨時財政対策債は2001年の制度開始以来はじめて0円になったことから、今後とも制度の廃止に向けた努力を要請しました。また、「平和の丘」整備計画と博物館構想では、移転する放影研の建物を博物館として整備できるかを取り上げました。

こども文教関係で待機児童の解消、保育士の確保について取り上げる若林新三議員

学問としての「ヒロシマの心」の推進提案(総括質問)

2025年2月22日 土曜日

 2月21日に開かれた本会議で若林新三議員は①学問としての「ヒロシマの心」の推進、②再犯防止の推進に向けて、③モビリーデイズの推進、④頭首工の維持管理、⑤食品リサイクル・ループ形成の支援、の5点について総括質問を行いました。

 「学問としての『ヒロシマの心』の推進」については、若い人たちの平和の意識を醸成するために「ヒロシマの心」を学問として整理した「広島・長崎講座」を各大学で拡げることを提案しました。現在、国内53大学、海外25大学で開設されていますが、京都大学、県立広島大学、各政令市の市立大学等での開設拡大を求めました。

「モビリーデイズの推進」では、バス利用者にとって事業者による決済方法が違うと戸惑うことになるので、モビリーデイズでのICOCAの対応や社内でのチャージが導入される時期について質しました。広電からは「できるだけ早い時期に導入する」との回答を得ています。

「食品リサイクル・ループ形成の支援」については小売事業者と野菜等を提供する契約農家とのリサイクル・ループ形成の支援を求めました。具体的には野菜くずなどをたい肥化しようとする事業者に補助金制度をつくるなどの支援を求めたものです。

学問としての「ヒロシマの心」の推進を提案する若林新三議員

新しい数値目標を評価(安心社会づくり特別委会)

2024年12月24日 火曜日

 12月23日に安心社会づくり特別委員会が開かれ、「こども若者計画(素案)」と「食品ロス削減推進計画(素案)」が提案されました。

 「こども若者計画」では、若林新三議員が前回(9月)の特別委員会で「数値目標が消極的すぎる」と指摘していたのを受けて、今回の提案では数値目標がそれぞれ改められました。

 また、「食品ロス削減推進計画」では、食品リサイクル・ループの推進に向けて事業者への支援を盛り込むよう求めました。

こども若者計画や食品リサイクル・ループ推進で発言する若林新三議員

広島駅南口広場再整備事業費160億円増(建設委員会)

2024年12月11日 水曜日

 12月11日に建設委員会が開かれ、広島駅南口広場再整備事業費が360億円から520億円に増額されることについての提案がありました。

 広島駅南口再整備事業は当初155億円でスタートしています。若林新三議員は、2021年2月に事業内容を拡充して360億円に増額され、今回、再び増額にされることについて取り上げました。今回の増額の主な要因は、資材価格の高騰約86億円、労務費の上昇約23億円、駅利用者や地域住民からの要望を踏まえた対策約9億円、施工内容の変更等42億円となっています。

 若林新三議員は当初金額から3倍以上の事業費になったことについて、今後の様々な事業については最初の事業化の段階で十分精査して事業に取り掛かるよう求めました。

建設委員会で広島駅南口再整備について取り上げる若林新三議員

一般会計歳入は7,126億円(23年度決算を認定)

2024年10月18日 金曜日

 10月18日に2023年度の決算を認定する決算特別委員会の採決が行われ、一般会計をはじめとするすべての決算が認定されました。

 一般会計歳入は7,126億0,413万円。22年度と比べて126億0,431万円(2.5%)の増となりました。増加したのは繰入金や地方交付税等で、減少したのは市債です。
 市民税などの自主財源は3,282億円で前年度より約101億円(3.2%)の増。国庫支出金などの依存財源額は3,843億円で前年度より約24億円(0.6%)増加しています。

 歳出総額は7,094億8,199万円(2.6%増)で黒字決算となりました。
 目的別歳出では福祉関係の民生費が最も多く2,499億円で前年度と比べて8.9%増。次いで土木費1,172億円(6.4%増)、教育費が988億円(1.4%減)、衛生費689億円(18.2%減)、総務費580億円(2.2%減)、公債費384億円(3.3%減)、などとなっています。

 若林新三議員は総括質疑と建設関係・消防上下水道関係を審査する第3分科会でそれぞれの課題を取り上げました。
 総括質疑では①財政運営、②地球温暖化対策の推進、③「ひろしまゲートパーク」のにぎわいづくり、の3点について取り上げました。
 分科会質疑の建設関係では①国道183号線の右折レーンの整備促進、②高陽地区へのスマートインターチェンジの整備、③安佐動物公園の再整備、の3点、消防上下水道関係では①消防団への支援、②女性消防士の育成、③水道事業の災害対策の充実、について取り上げました。 

決算特別委員会で若林新三議員は、総括質疑、建設関係、消防上下水道関係で諸課題を取り上げました。