10月18日に2023年度の決算を認定する決算特別委員会の採決が行われ、一般会計をはじめとするすべての決算が認定されました。
一般会計歳入は7,126億0,413万円。22年度と比べて126億0,431万円(2.5%)の増となりました。増加したのは繰入金や地方交付税等で、減少したのは市債です。
市民税などの自主財源は3,282億円で前年度より約101億円(3.2%)の増。国庫支出金などの依存財源額は3,843億円で前年度より約24億円(0.6%)増加しています。
歳出総額は7,094億8,199万円(2.6%増)で黒字決算となりました。
目的別歳出では福祉関係の民生費が最も多く2,499億円で前年度と比べて8.9%増。次いで土木費1,172億円(6.4%増)、教育費が988億円(1.4%減)、衛生費689億円(18.2%減)、総務費580億円(2.2%減)、公債費384億円(3.3%減)、などとなっています。
若林新三議員は総括質疑と建設関係・消防上下水道関係を審査する第3分科会でそれぞれの課題を取り上げました。
総括質疑では①財政運営、②地球温暖化対策の推進、③「ひろしまゲートパーク」のにぎわいづくり、の3点について取り上げました。
分科会質疑の建設関係では①国道183号線の右折レーンの整備促進、②高陽地区へのスマートインターチェンジの整備、③安佐動物公園の再整備、の3点、消防上下水道関係では①消防団への支援、②女性消防士の育成、③水道事業の災害対策の充実、について取り上げました。