しんちゃんのメモ

「広島城三の丸歴史館」の整備イメージ

2024年5月21日 火曜日

 「広島城三の丸歴史館」の整備イメージが5月21の総務委員会で示されました。

 現在の広島城は耐震診断調査で大規模な地震で倒壊、崩壊する危険性が高いとされているため2025年度後半には閉館する予定です。天守閣内の層ごとにさまざまな展示が行われていますが、閉館に伴って刀、鎧、資料などの常設展示物を収納するため「広島城三の丸歴史館」を整備するものです。

 整備スケジュールは、今年度末には飲食・物販等のにぎわい施設(第1期エリア)の供用を始めるとともに、歴史館は2026年10月の供用をめざしています。年間40万人以上の来館者を想定。事業費は48億1,800万円を見込んでいます。

広島城三の丸歴史館の整備イメージ(南側から)

広島市に関連する直轄国道事業費は27億円程度

2024年4月3日 水曜日

 広島市に関連する24年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は27億円程度となりました。東広島バイパス、安芸バイパスが昨年3月19日に開通したことによって総額は昨年度より減額されています。

 内訳は安芸バイパスが2億2,600万円、東広島バイパスが2,000万円、広島南道路12億2,700万円(明神高架橋下部工事等)、西広島バイパス9億4,500万円(都心部延伸・調査設計等)、可部バイパス3億円などとなっています。

 可部バイパスは2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しており、現在、上根バイパスに向けて最後の工区の事業が進められています。

 西広島バイパスについては20年度から都心部延伸区間の調査設計が進められており、今年度からの工事着手が見込まれています。

 一方、南道路の一部となる廿日市インターから木材港西までの事業も22年度から始まっており、今年度は1億7,900万円(調査設計)が予算化されました。

広大霞キャンパスに移転する放影研のイメージ

2024年2月26日 月曜日

 放射線影響研究所(放影研)が広島大学霞キャンパスに移転することが決まっていますが、新たな研究所のイメージ図が公表されました。

 10階建てで延べ床面積は約7,800㎡とされています。総事業費は現時点で61億円。2025年度の完成を目指しています。

 放影研の移転については、広島市も移転候補地を探すなど積極的に取り組み、国の了解も得ていました。

 広島市は2017年3月に、放影研の移転後を見据えた比治山「平和の丘」基本計画を策定。2022年6月に広大霞キャンパスに移転することが決定されています。

広大霞キャンパスに移転する放影研のイメージ(放影研提供)

「エディオンピースウイング広島」が完成

2024年1月11日 木曜日

 2023年末にサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」が完成しました。

 座席数は2万8,520席、駐車場は244台(試合がある日は使用できません)、サッカースタジアム等整備費は272億1,011万円でした。(株)エディオンが年間1億円で2034年1月31日までの10年間命名権を取得するとともに、2033年3月まで指定管理者となります。

 スタジアム使用料は、大人がフィールド、スタンドを使用した場合、平日1日につき25万7,830円です。

2024年1月31日には竣工式が行われました。

 また、スタジアム周辺の中央公園広場エリアには6棟の飲食店等の商業施設や芝生広場などが今年7月末に完成する予定です。

サッカースタジアムや広場エリアのイメージ(広島市提供)

「国道2号西広島バイパス都心部延伸」事業推進へ

2023年10月5日 木曜日

「国道2号西広島バイパス都心部延伸」事業について、住民説明会が開かれています。

 今回、整備を行う都心部延伸事業(延長2.3㎞)は新たに5か所の出入り口を設置し、現在の舟入の出口に集中している交通をデルタ内の各島へ分散させながら、円滑に流入させることにより、慢性的な交通渋滞の緩和を図るとともに、交通を高架部へ転換させることで騒音などの沿道環境の改善を図るものとしています。

 整備区間は西区観音本町1丁目から中区平野町までの2.3㎞。片側1車線の高架道路となります。事業費は約450億円、工事期間は7~8年を見込んでいます。

完成時のイメージ(市役所前交差点)
資料提供:国土交通省中国地方整備局