第1回定例会が2月14日から3月26日にかけて開かれ、一般会計5697億2689万円、特別会計や企業会計を含めた全会計1兆1473億5217万円の新年度予算を決めました。一般会計は昨年度と比較して3.2%の減、全会計では0.8%の減となっています。
この中で、公共施設の使用料について65歳以上の高齢者も有料にすることについては、市民に対してほとんど説明もされていないとして市民連合が予算特別委員会と本会議でそれぞれ修正案を提案しましたが、少数で否決されました。
若林新三議員は、2月の19日に総括質問を行うとともに、予算特別委員会の文教関係、経済観光環境関係、消防上下水道関係で質問に立ちました。
文教関係では、学校での平和教育の推進、学校事務センターの運営等について発言。平和教育の推進については、小学校から高校までを通じて系統的に取り組むよう求めました。13年度から平和教育プログラムを市立の全学校で進めることになっています。
経済観光環境関係では、神楽を観光客に喜んでもらえるための大きな柱として育成するよう求めた他、安佐北区のごみ焼却工場の廃止を含めたごみの焼却体制について発言しました。神楽については観光化に向けて神楽団とも十分協議しながら適正な育成と振興をはかるよう求めたものです。
消防上下水道関係では、救急体制の充実にむけて救急救命士の育成と配置を強めるよう求めました。