JR可部線電化延伸、12月に試運転開始

 JR可部線電化延伸事業は17年春の開業に向けて工事が進んでいます。
 この内、線路の敷設や架線の設置工事がほぼ完了し、終点駅となる「あき亀山駅」や可部駅との中間にできる「河戸帆待川駅」などの駅舎も概成して12月には試運転もはじめられることになりました。電化延伸区間は1.6㎞。

 今後のスケジュールは、
12月 1日(木)⇒ 可部駅の自由通路が供用されます。校内踏切は廃止されます。
12月15日(木)⇒ 電化延伸区間の架線へ通電されます。
12月17日(土)⇒ 可部駅構内の線路の切換工事が行われます。(夜間工事)
12月18日(日)⇒ 可部駅で新設駅舎・ホームの使用が始まります。
12月23日(金)⇒ 試運転が開始されます。
 3月4日(土)⇒ 電化延伸区間が開業されます。

 運賃は「あき亀山駅」~「可部駅」が140円、「あき亀山駅」~「広島駅」は410円。中間駅となる「河戸帆待川駅」~「広島駅」は「可部駅」~「広島駅」と同額の320円となります。
 なお、営業キロが200㎞を超える場合、あき亀山駅、河戸帆待川駅とも「広島市内」に含まれ、広島駅と同額になります。

可部駅も自由通路や新たなホームができます。12月18日から供用されます。

可部駅も自由通路や新たなホームができます。12月18日から供用されます。