広島西飛行場跡地利用計画(素案)

 西区観音にある広島西飛行場の跡地利用計画(素案)がまとめられました。
 計画区域は、既存施設との連携や瀬戸内海の景観を生かしたにぎわいの創出という観点から4つに区分します。区分と面積は①「広域防災」=約17ha、②「新たな産業」(雇用)=約18ha、③「スポーツ・レクレーション」=約7ha、④「新たな産業」(にぎわい)=約5haとなっています。

 「広域防災」は公共が整備するもので、導入施設は広島へリポート、緊急消防援助隊等の用地。
 「新たな産業」(雇用)は民間事業者の開発によって雇用を創出するもので、イノベーション型産業施設、本社機能を有する事務所、物流施設等が導入例として考えられています。土地は民間事業者が購入します。
 「スポーツ・レクレーション」は公共が整備するもので、多目的スポーツ広場、野球場、管理棟等となります。
 「新たな産業」(にぎわい)は民間事業者の開発により広域から人を呼び込み、賑わいと交流を創出するゾーンとなり、導入施設として職業・ものづくり体験パビリオン、海山の幸マルシェ・フードコート、水陸両用機・水陸両用バスの運行拠点、リゾートホテル等が考えられています。土地は民間事業者が定期借地します。なお、水陸両用機の陸揚げスロープは公共が整備します。

 また、交通アクセスとして基幹道路となる現在の南観音観音線を4車線に拡幅するとともに、クランク部分を緩やかな曲線に改善します。さらに、基幹道路を補完する道路として河川側道路を整備。民間事業者が開発する区域は民間事業者が南北方向の道路と東西方向の道路を整備します。
 基幹道路から「スポーツ・レクレーション」ゾーンや「新たな産業」(にぎわい)ゾーンへのアクセスを確保するため南進道路等も整備することにしています。

 今後のスケジュールは、今年度内に計画を策定するとともに、17年度で事業予定者を選定、土地の引き渡し等を行います。民間事業者は順次開業することとしていますが、完成年度は決まっていません。
 基幹道路となる南観音観音線の拡幅と南進道路等については2020年度の完成を目指して事業を進めます。

西飛行場跡地の計画区域と事情手法

西飛行場跡地の計画区域と事情手法

 

*   2017年3月に「跡地利用計画」が策定されました。なお、市民意見を一部取り入れ、「新たな産業(にきわい)」ゾーンの土地利用については、「定期借地」としていましたが、「一括して取得」もできるように修正しました。