3年前の豪雨災害の復旧、復興にむけて都市計画道路・可部大毛寺線と高陽可部線の整備が急ピッチで進められ、2019年度には可部東2丁目で二つの道路が接続される見通しになっています。
この接続される交差点は、従来の信号機のある十字型の交差点ではなく、ヨーロッパなどで普及が進んでいるラウンドアバウト(環状交差点)として整備されることになりました。2014年に道路交通法が一部改正され、導入できることになり、東日本大震災で大きな被害のあった仙台市などで設置されています。
ラウンドアバウト(環状交差点)は信号機がなく、中央のロータリー部分を左に侵入して右回りに進み、自分の進みたい道路に左方向で出る交差点になります。信号がないため、スピードを緩めながら交差点に進入できることになります。事故の防止に効果があるとされており、国や警察も推奨しています。
このラウンドアバウト(環状交差点)は、広島県内で初めての設置となる見通しです。