エールエールA館に整備する中央図書館

 中央図書館等の再整備については、誰もが学び、憩う「平和文化の情報拠点」をコンセプトに、「読書」、「学び」、「交流等の場の提供」を整備方針としています。

 7月24日の総務委員会で基本設計が示されました。

 主に、8階、9階、10階に整備するもので、8階は「こどもと青少年のエリア」とし、児童書等の閲覧、ヤングアダルトコーナー、自習室、グループ学習室、事務室などが整備されます。エレベータ付近には多目的室も整備され、会議室やセミナー室として利用の他、ダンスや演劇もできるように壁面に鏡や防音対策を講じます。

 9階は「『広島を知る』エリア」で、広島資料室、郷土資料館サテライト、参考図書閲覧室、ビジネス支援などとしています。また、広島ゆかりの作家の文学資料等を展示する広島文学資料室も整備されます。

 10階は「図書と映像のエリア」で、一般書等閲覧・貸出、カフェ、障害者サービス、上映ホール(映像文化ライブラリー)などとしています。カフェ等で買った飲み物を図書館や上映ホールに持ち込め、ゆったり本を読みながらの利用できます。カフェは上映までの待ち時間にも利用できるように映像文化ライブラリーと隣接して配置されます。

 8~10階とも猿猴川側の外壁を大きな窓に変更し、眺望を楽しめるようにしています。

8階「こどもと青少年のエリア」のイメージ

8~10階の猿猴川側は外壁を窓に変更し、眺望も楽しめます。