9月1日に都市活性化対策特別委員会が開かれ、街路樹の再整備方針の策定や高陽地区での乗合バスの実証運行などについて、取組状況が報告されました。
街路樹は景観の向上や環境保全、日陰ができるなどの大きな機能を持っている反面、植栽から相当の時間が経過し大木化しており、大量の落ち葉や根っこによる舗装の持ち上げ、歩道の有効幅員の減少などの課題も指摘されています。そのため25年度、26年度の2か年で街路樹の再整備方針を策定することになりました。
また、高陽地区でのバスの実証運行では、都心に向かう直通便の一部をJR安芸矢口駅や大型商業施設を結ぶ地区内交通に切り替える実証実験を今年10月から12月にかけてオフピーク時(9自~16時)に行うというもの。現状、オフピーク時は都心方面に比べ地区内の移動需要が高いものの、終日、各団地から都心方面への直行運行となっているためです。
若林新三議員は、街路樹の再整備にあたっては、有効幅員2m未満の街路樹は、安全な歩行を確保するため伐採の検討や、信号機が見えにくい場合の伐採など指摘しました。また、植え替える場合、落ち葉対策をしっかり検討するよう併せて求めました。