しんちゃんのメモ

広島駅2階に路面電車乗り入れ

2025年7月22日 火曜日

 今年3月に新しい広島駅ビルが完成していますが、8月3日から広島駅2階に路面電車が乗り入れます(駅前大橋ルート)。これに伴って、これまで使用していた駅前の電停は廃止されます。紙屋町方面とは4分短縮することが見込まれています。

 また、広島電鉄㈱の発表によると、朝のピーク時には紙屋町東までの5電停の内、3つを通過する快速便が設定されるということです。一層の時間短縮が実現できそうです。

 一方、広島駅南口の回遊性を高めるため、ペデストリアンデッキが整備されることになっていますが、現在、郵政ビル(広島JPビル)とCブロック(エキシティ・ヒロシマ)をつなぐデッキが完成しています。

 今後、Aブロック(エールエールA館)やBブロック(ビッグフロントひろしま)をつなぐペデストリアンデッキが整備されます。

広島駅2階に路面電車が乗り入れます(写真提供:広島市広報課)

駅前大橋ルートで中心部まで4分短縮されます(写真提供:広島市広報課)

ペデストリアンデッキでエキシティ・ヒロシマに接続(写真提供:広島市)

郵政ビル(広島JPビル)へもデッキで接続(写真提供:広島市)

浅野文庫等施設(仮称)のイメージ

2025年6月26日 木曜日

 

 浅野家から寄贈を受けた資料である浅野文庫資料や、広島ゆかりの文学者の自筆原稿や所管等である広島文学資料、その他の貴重な古文書等の保存・継承や調査・研究、資料収集、展示、図書閲覧等を目的として浅野文庫等施設を整備することにしています。

 場所は中区上幟町、敷地面積は約1,900㎡。24年度・25年度で基本・実施設計、26年度から28年度まで新築工事を行い、29年度の開館を予定しています。

 施設は、軒下や格子が生み出す深い陰影などの「和」を感じる要素を取り入れる計画としています。

浅野文庫等施設のイメージ(南側)

都市計画道路・川の内線(安佐南区)が開通

2025年4月29日 火曜日

 4月29日に都市計画道路・川の内線(安佐南区)が開通しました。川の内線は2014年の8.20豪雨災害の「復興まちづくりビジョン」に広域避難路としての整備が盛り込まれていました。今回開通したのは、JR可部線を跨ぐ長束八木線と国道54号を結ぶ高架道路で延長は約400m。片側1車線、歩道は片側のみで幅員は11m。「梅林高架橋」と名付けられました。

 継続復興期間(2020年~2024年)で整備することになっていました。

2014年の8.20豪雨災害の「復興まちづくりビジョン」に盛り込まれていた川の内線が開通しました。

広島市に関連する直轄国道事業費は61億円程度

2025年4月2日 水曜日

 広島市に関連する25年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は61億円程度となりました。東広島バイパス、安芸バイパスは2023年3月19日に開通しています。西広島バイパス・都心部延伸事業が本格化することになります。

 内訳は安芸バイパスが13億5,000万円、東広島バイパスが2,000万円、広島南道路13億5,800万円(明神高架橋上部工等)、西広島バイパス29億3,500万円(都心部延伸・調査設計、舟入地区改良工事、明治橋ほか下部工事着手等)、可部バイパス3億円(調査設計、用地買収、整備工事)などとなっています。

 可部バイパスは2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しており、現在、上根バイパスに向けて最後の工区の事業が進められています。

 西広島バイパスについては20年度から都心部延伸区間の調査設計が進められ、昨年度から工事に着手しました。今年度は舟入地区の改良工事や明治橋ほか下部工事に着手します。

 一方、南道路の一部となる廿日市インターから木材港西までの事業も22年度から始まっており、今年度も昨年同様1億7,900万円(調査設計、用地買収)が予算化されました。

 

西平和大橋歩道橋を整備

2025年1月24日 金曜日

 西平和大橋歩道橋が整備されます。

 橋長は102.1m、幅員は5.7m(自転車道2.0m、歩道3.5m)で、2025年度に詳細設計を行います。西平和大橋に上流部に架橋するもので整備期間は6年間を予定。歩道橋整備に伴って西平和大橋の車道が12.1mに拡幅されます。

 西平和大橋の欄干は、平和大橋の欄干とともに世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチ氏がデザインしており、西平和大橋の欄干と調和した歩道橋とされています。

 また、西平和大橋と平和大橋は「一対」のものであることから、2018年に完成した平和大橋歩道橋のデザインコンセプトを踏襲する予定です。

西平和大橋歩道橋のイメージ。左側が上流。