地域のうごき

可部東2丁目にラウンドアバウト(環状交差点)を新設予定

2017年6月27日 火曜日

 3年前の豪雨災害の復旧、復興にむけて都市計画道路・可部大毛寺線と高陽可部線の整備が急ピッチで進められ、2019年度には可部東2丁目で二つの道路が接続される見通しになっています。

 この接続される交差点は、従来の信号機のある十字型の交差点ではなく、ヨーロッパなどで普及が進んでいるラウンドアバウト(環状交差点)として整備されることになりました。2014年に道路交通法が一部改正され、導入できることになり、東日本大震災で大きな被害のあった仙台市などで設置されています。

 ラウンドアバウト(環状交差点)は信号機がなく、中央のロータリー部分を左に侵入して右回りに進み、自分の進みたい道路に左方向で出る交差点になります。信号がないため、スピードを緩めながら交差点に進入できることになります。事故の防止に効果があるとされており、国や警察も推奨しています。 

 このラウンドアバウト(環状交差点)は、広島県内で初めての設置となる見通しです。

広島県内でははじめて可部東2丁目にラウンドアバウトが設置される見通しとなりました。

可部・亀山地域で乗合タクシーの実験運行(5月15日から)

2017年4月21日 金曜日

 安佐北区可部、亀山地域の緑ヶ丘、温泉が丘、船山の各団地と可部中心部の区役所やスーパー、JR駅などを循環する乗合タクシー(定員10人のジャンボタクシー)を5月15日から1年間、実験運行(1日5便)することになりました(下部に運行ルートと運行ダイヤ)。

 実施主体は地元で組織された「福王寺不動坂らくらくタクシー活性化協議会」で、運行事業者は「有限会社カオル交通」。祝日を除く月曜日~金曜日に運行されます。

 実験運行では団地内と可部中心部のスーパーや区役所、内科、大型電気店、JR河戸帆待川駅など48分で循環(大循環ルート・8.1㎞)することにしています。なお第2便以降は買い物などで乗合タクシー利用した乗客を団地内に送るために小循環ルート(3.9㎞・18分)も連続し運行します。停留所は27か所。

 ルートのスタートは亀山5丁目のアルゾ前。船山、温泉が丘、緑ヶ丘の各団地を経由して可部中心部に入ります。第1便は8時30分発、第2便は10時発、第3便11時30分発、第4便14時30分発、第5便16時発。 

 運賃は大人(中学生以上)が300円、小学生が100円、保護者同伴の小学生未満は無料となります。

5月15日から実験運行が行われる乗合タクシーのルートどダイヤ

運行に使用される車両

 

新しい病院の整備見通し

2017年3月18日 土曜日

 新しく荒下地区に建て替えられる病院は、17年2月に建設する業者が決まり、基本設計を行うことになっています。今後、基本設計(約1年)、実施設計(約1年)、建設工事(約3年)と進み2021年度末には開業する見通し。

 交通アクセスでは、高陽可部線と可部大毛寺線の接続、可部バイパスの4車線化、太田川堤防道路、県道宇津可部線(長井工区と下柳瀬工区)など整備します。

 また、バスの利便性をはかるため、①可部中心部の循環バス、②安佐地区~病院、③高陽地区~病院、を病院独自のバス路線として新設することを検討する他、国道183号経由の一部、191号経由の一部など既定のバス路線の再編もバス事業者と協議を進めることにしています。

荒下地区に建て替えられる新しい病院のイメージ(現時点でのイメージであり、変わる可能性があります)

可部バイパス跨線橋、橋梁上部工事へ(17年度)

2017年3月11日 土曜日

 2017年度の可部バイパス整備では、3径間の橋梁上部工事を進めることになりました。

 可部バイパスの工事は、現在JR可部線の跨線橋の工事が行われており、昨年の補正予算を含めて9本の橋脚がすべて整備できる見通しとなりました。今年10月頃には橋脚が完成する予定です。

 橋梁上部についてはJR可部線の運行前にJR可部線上部と可部宇津線上部の2径間が整備されており、新年度では南側の3径間の工事が進められます。残りの5径間の上部工については18年度以降の事業となります。

可部バイパスは跨線橋の整備が進められ、17年度では広島側の3径間の上部工事が行われます。

JR可部駅~あき亀山駅が開業(3月4日)

2017年3月6日 月曜日

 3月4日(土)にJR可部線の可部駅~あき亀山駅間(1.6㎞)が開業しました。地域の皆さんの20年以上にわたる強い願いが叶った瞬間でもあります。今後は、多くの市民の皆さんに利用していただけき、愛される鉄道になることを願っています。

3月4日にJR可部線の可部駅から亀山駅までの1.6㎞が開業しました