広島市とJR西日本は2月1日、可部線を長井・荒下地区を含む河戸エリアまで電化延進することに合意しました。1994年に電化延進期成同盟会も発足、地元住民の粘り強い取り組みによってようやく本格的な事業に入ることになります。2009年の国による補助制度の創設が大きなステップとなりました。
延伸区間は可部駅から荒下県営住宅跡地までの1.6㎞。終点駅と中間駅の2つの駅を設置します。4両対応とするためそれぞれの駅のホームの長さは85m。これに合わせて可部駅のホームも改良することにしています。概算事業費は27億円を見込んでいます。
広島市は13年度予算に2億3403万円の事業費を盛り込み、2015年春の開業をめざします。
JR可部線は、可部~三段峡間が2003年に廃止されており、廃止された路線が復活するのは全国で初めてのこととなります。
しんちゃんのメモ
JR可部線、荒下地区まで延進
2013年2月8日 金曜日高速5号線の事業を再開
2012年12月17日 月曜日 広島県と広島市は工事を中断していた広島高速5号線の工事を再開することで合意しました。有識者による「トンネル安全検討委員会」は安全な工事が可能であると報告しています。
工事に際しては、より安全なシールド工法を採用することで住民の安全性と安心は確保できると判断したものです。工事費は135億円増額すると試算しています。
若林新三議員は建設委員会でこの案件について言及。事業の再開方針に対して住民に十分説明をするとともに、住民に影響が出る可能性があれば即時工事を中断して安全を確保するよう求めた他、少しでも影響がでれば確実に補償するよう求めました。
高精度放射線治療センター整備へ
2012年10月18日 木曜日 広島県が整備主体の高精度放射線治療センター(仮称)が整備にむけて動き始めました。
広島市東区二葉の里地区に整備するもので延床面積は地域医療総合支援センターと合わせて12、223㎡(その内高精度放射線治療センターは4,069㎡)。地上7階、地下1階建て。外来の放射線治療に特化した施設になります。
高精度リニアック装置3台、CT装置等を備え、放射線治療専門医が常勤3人(大学病院、県病院、市民病院などから非常勤医師も派遣)、医学物理士3人、診療放射線技師8人、看護師5人、事務員等2人の体制になります。
今後のスケジュールは2013年度から建設工事に着手し、2015年度中の開設が見込まれています。