10月23日に芸備線の全線開通が実現しました。
昨年7月の豪雨災害で安佐北区白木町の三篠川の鉄橋が流され、JR西日本が復旧を急いでいました。
広島駅9番ホームでは、芸備線前線運転再開祈念式典が行われました。10時5分からは山口県の下関市~萩市間で運行している観光列車「〇〇のはなし」が広島駅から庄原駅まで運行。沿線では、再開を待ちわびた人たちが歓迎のセレモニーを行いました。
白木町三田の復旧が実現した鉄橋付近では、安佐北消防署や地元の消防団によって、到着した列車に合わせて歓迎放水も行われました。
10月6日、安佐北区内の中学生などが中心となって区民文化センターでふれあいコンサートを開き、薬物乱用防止、自転車等防止、万引き防止、ネット被害防止などを訴えました。
出演したのは落合中学校吹奏楽部、三入和太鼓クラブ、広島特別支援学校音楽部、МоRE FUNK、文教女子大付属高校和太鼓部やヴィオラ奏者の沖田孝司さん、警察音楽隊など。それぞれ、部隊の中で薬物乱用防止などのメッセージを発信しました。
コンサートのスタッフとして中等教育学校、可部中、亀山中、三入中、清和中、高陽中、亀崎中、口田中、落合中の生徒会などがボランティアとして運営に参加しました。
今年も三入東学区子ども会の「平和の灯」リレーが27日(土)に行われ、34区間、約25㎞を子どもたちが走り継ぎました。今年で12回目。
この日は、平和記念資料館の浜岡副館長さんから広島市の平和の取り組みについて説明を受けた後、資料館を約1時間かけて見学。今年は、本館も含めてリニューアルされていました。
慰霊碑前ではリレーの出発式。6年生が「誓いの言葉」を宣言して「平和の灯」をトーチに採火。地元、三入東学区にむけて約25㎞の道のりをスタートしました。原爆が投下された日、三入地域に避難した人たちの避難の距離を実感する取り組みでもあります。被災をした人たちに想いを寄せることができれば幸いです。
子ども達は今年も平和の大切さをかみしめる大きな体験をすることができました。
5年前の8.20豪雨災害の復興事業として整備が進められている都市計画道路・高陽可部線と可部大毛寺線が接続する可部東2丁目の交差点はラウンドアバウトと言われる信号のない交差点。
年度内には開通する見通しで、ラウンドアバウトは信号機のある十字型の交差点ではなく、ヨーロッパなどで普及が進んでいます。2014年に道路交通法が一部改正され、導入できることになり、東日本大震災で大きな被害のあった仙台市などで設置されています。
ラウンドアバウト(環状交差点)は信号機がなく、中央のロータリー部分を左に侵入して右回りに進み、自分の進みたい道路に左方向で出る交差点になります。信号がないため、スピードを緩めながら交差点に進入できることになります。事故の防止に効果があるとされており、国や警察も推奨しています。
このラウンドアバウト(環状交差点)は、広島県内で初めて整備されます
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