広大跡地再生プロジェクトの事業者が決まる

 広島市及び広島大学は12月9日、広島大学跡地の活用に向けて「ひろしま『地の拠点』再生プロジェクト」の事業者を選定・公表しました。

 今年9月に事業計画案の提出を締切り、4者から提出があったもので、評価懇談会での議論を経て三菱地所レジデンス㈱を代表者とする「広島ナレッジシェアパーク」(知を育み、定着させ、持続させるまちづくり)を選定。概算事業費は300億円を見込んでいます。

 主な施設は、学生・留学生向け賃貸住宅(111戸)「ナレッジファーム」(6,300㎡)で住宅の他、学生の就職・アルバイト・ボランティア支援窓口やCG・WEBクリエイター養成スクール等。分譲マンションは地上53階地下1階(82,500㎡)で高さは178m、665戸を予定。その他、多目的ホール「ナレッジプラザ」(350㎡)、シニア向け住宅・託児施設他の「ナレッジシェアコミュニティー」(4,800㎡)、スポーツクラブ(6,900㎡)、脳神経疾患専門病院(6,700㎡)、カーディーラー(1,200㎡)となっています。

 各施設の完成時期は、カーディーラーが2015年、ナレッジファーム・病院・スポーツクラブ・ ナレッジシェアコミュニティーが2016年、分譲マンション・ナレッジプラザが2018年を予定しています。

国道2号と駅前通交差点上部からみた「知の拠点」再生プロジェクトのイメージ

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