2010年度の広島市当初予算案が市議会に提案されました。
一般会計は5916億3869万円で、09年度より400億円増(7.3%増)の積極予算となっています。また、病院や上下水道の企業会計や国民健康保険会計などの特別会計を含めた総額は1兆1473億2996万円となり、0.9%増となっています。
一般会計の歳入では、市税収入が1958億9027万円で09年度より100億円(4.9%減)の減、地方交付税は415億円で10億円増。国庫支出金が1093億円で203億円の大幅増となっています。また、諸収入が8995億円で282億円増、市債が722億円で118億円増となっています。地方譲与税や各種交付金は軒並み減額となっています。
歳出は、目的別では民生費が1616億円で19.4%の大幅増、総務費が541億円(13.3%増)、商工費392億円(69.1%増)、衛生費785億円(6.6%増)、教育費537億円(5.3%増)となっています。反面、土木費は1008億円で3.3%減、農林水産業費403億円(4.4%減)、公債費608億円(19.1%減)、議会費16億円(0.8%減)などとなっています。
歳出を性質別で見ると、扶助費が1309億円で237億円(22.1%増)の増、貸付金727億円(76.3%増)、普通建設事業費869億円(4.0%増)。反面、人件費900億円(0.8%減)、公債費604億円(19.1%減)などとなっています。