10年12月議会で広島市議会基本条例が可決されました。これまで議長の諮問機関である議会改革検討委員会を設置し議論をしてきました。検討委員会や全員協議会など12回の会議で内容を詰めてきたものです。
主な内容は、第3条で核兵器廃絶と世界の恒久平和実現、可能な限りの情報公開などを盛り込むとともに、第6条では政治倫理の確保を規定。第8条から11条にかけて特別委員会でのインターネット中継など開かれた議会をめざすとともに、13条では、議員に対する市長の反問権とも言える「確認の機会の付与」も盛り込んでいます。
また、さらなる議会改革をめざす内容となっています。
一方、本会議での一問一答方式の導入については、既に導入している先進事例でも評価が分かれていることから今後の検討課題としました。