決算特別委員会(10月3日~23日)

 2012年度の決算を審査する決算特別委員会が10月3日~23日にかけて行われ、一般会計、特別会計、病院事業会計、上下水道会計などすべての決算を認定しました。

 
 若林新三議員は経済観光環境関係と総務関係の分科会質疑で発言しました。
 経済観光環境関係では、ごみ処理について取り上げ、資源ごみの減量化を図るとともに地域活動にも利点がある集団回収を進めるための啓発を強めるよう求めました。集団回収は地域ごとに資源ごみの回収を行い、その手数料を地域に還元できるシステム。既に市内では3分の1以上の自治会・町内会等で実施されています。

  
 また、総務関係では、臨時財政対策債の廃止を国に強く働きかけるよう求めました。臨時財政対策債は、本来地方交付税で配分されるべき金額の一部を市の借金で賄うという制度。この借金の返済にあたっては地方交付税で措置されるというものですが、毎年雪だるまのように借金が増え続ける仕組みになっています。

 広島市の実質的な借金は年々減らしてきていますが、この臨時財政対策債のために名目上はどんどん借金が増え、既に一般会計でも1兆円を超えています。

決算特別委員会の経済観光環境関係の質疑で発言する若林新三議員

決算特別委員会の経済観光環境関係の質疑で発言する若林新三議員