新しいタイプの高校新設に市、県が合意

 

9月2日、広島市と広島県は新しいタイプの高等学校を新設することで合意しました。市、県がこれまで別々に設置している定時制・通信制課程を統合して共同でフレキシブルスクールに再編。平成30年(2018年)4月の開校を予定しています。

新しタイプの高校は単位制(74単位)によるフレキシブル課程とし、「平日登校コース」と「通信教育コース」を設けます。両コースの併修も可能で、授業も午前・午後・夜間の幅広い時間帯の中から選択できます。

学科は、生徒が進路などに応じて適切な教科・科目を選択できる「キャリアデザイン科」を設置。

入学定員は「平日登校コース」が240人、「通信教育コース」が400人。
新たな高校の新設に伴って、市立の大手町商業高校・広島工業高校の定時制、県立の国泰寺高校・観音高校・海田高校の定時制、県立西高校(通信制課程)は統合されます。

設置者は広島市とし、広島特別支援学校跡地(大手町商業高校と併設)に開設を予定。学校整備費については県と市が折半し、運営費についても県・市で協議決定します。

旧広島特別支援学校跡地(大手町商業高校)に新しいタイプの高校が新設されます

旧広島特別支援学校跡地(大手町商業高校)に新しいタイプの高校が新設されます