16年度一般会計5990億円、全会計1兆1778億円(第1回定例会)

 2月15日から3月25日にかけて開かれた第1回定例会で、3月25日の本会議で採決が行われ2016年度の当初予算が決まりました。一般会計は5989億8953万円(1.3%減)、全会計では1兆1778億2573万円(0.4%減)(当初予算の主な内容は既述)。

 若林新三議員は2月29日~3月24日に開かれた予算特別委員会で厚生関係、消防上下水道関係、総務関係でそれぞれ質問しました。

 一般会計歳出を目的別分類で見ると、福祉サービスの提供(民生費)が1956億円(32.7%)、道路・市街地整備、交通等(土木費)が1062億円(17.7%)、借入金返済(公債費)が764億円(12.8%)、保健・医療や環境対策(衛生費)が680億円(11.4%)、市民参加や平和の推進等(総務費)465億円(7.8%)、教育の充実(教育費)410億円(6.8%)、地域経済の振興等(商工費)が258億円(4.3%)、などとなっています。

 その他の特別会計では国民健康保険が1479億円、介護保険が896億円、後期高齢者医療が126億円、競輪が126億円など、総額は4303億円。

 企業会計では下水道事業が1067億円、水道事業が395億円、安芸市民病院事業が24億円など、総額は1485億円。

 なお、広島市立大学と市立病院機構(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院、安佐市民病院)は地方独立行政法人となっているため予算等は議会にかける必要がありません。

予算特別委員会で広島市の総合戦略などについて発言する若林新三議員

予算特別委員会で広島市の総合戦略などについて発言する若林新三議員