6月18日から28日にかけて開かれた第2回市議会定例会で4,819万円の補正予算を決めた他、子ども療育センター建替えの契約の締結(総額79億9,632万円)などを承認しました。
若林新三議員は地下街開発㈱(地下街シャレオ)の運営状況を質しました。
補正予算では、旧湯来町が加入していた旧山県郡西部衛生組合が解散したことに伴いごみ処理施設等を解体することとなったため、解体費の一部を負担するものです。今年度と来年度で解体し、来年度は7,229万円を負担する予定です。
若林新三議員が取り上げた地下街シャレオ(2001年4月開業)は、設立当初から資金不足に陥り、2回にわたって資金計画の見直しが行われています。現在も65億円の債務超過の状態。
計画では2020年度までに国関係からの借入金(91億円)を完済する予定で、完済後の2021年度から民間金融機関からの長期借入金(48億円)の返済を20年かけて行います。その後、追加の借入金(最大約76億円)の返済を行い、広島市からの借入金(67億円)については2060年度から返済する予定になっています。
2020年度までは毎年6億1千万円程度を返済し、その後は自己資金で3億円余りを返済することにしており、現時点では見直し当初の計画に沿った運営となっています。