広島駅前広場が新しく生まれ変わります

 広島駅南口広場の新たな整備方針が決まりました。

 

 第1のコンセプトは、穏やかな「風」や降り注ぐ「太陽の光」市民の「世界平和」への思い、「歴史・文化」など、たくさんの広島が感じられる「おもてなしの空間」の創出。

 路面電車が進入する駅ビル2階レベルに交通広場を整備。屋根を高い位置に設け、自然採光や自然換気を取り入れ、眺望が楽しめる開放的な空間にすることで空や雲、風が感じられる快適な空間をつくります。

新しく生まれ変わる広島駅前広場

 第2のコンセプトは、広島を訪れる人、広島から旅立つ人の期待感や楽しみが膨らむシンボリックンは空間の創出。

 「そり」のある大屋根を設置します。世界から人々を迎えるために広げた両手や、広島から世界へ羽ばたく翼を表現しています。

 「祈り」のデザインや平和を象徴する白系の色彩を取り入れ、新幹線ペデストリアンデッキや自由通路と空間イメージを統一します。

開放的な広場も整備されます

 第3のコンセプトは、来訪者と市民が「集い・にぎわい・交流する空間」を創出。

 大屋根の下の交通広場を中心に広島駅周辺へ連絡するペデストリアンデッキを設置します。デッキの一部にはイベントスペースも設置。

 

 路面電車が駅ビル2階に進入するなどの駅前広場整備は2025年春の開業をめざしています。なお、ホテルを併設した駅ビル(地上20階、地下1階)も建替えられ、同様に2025年春の開業をめざしています。