高速5号線と高速2号線を接続する整備計画に同意(第5回定例会)

 12月3日から13日にかけて第5回市議会定例会が開かれ、14億902万円の補正予算等を決めました。

 12月市議会では、高速5号線の事業費が契約の不備により87億円増額したことなどが取り上げられ、松井市長は「入札・契約方式について理解不足による不適切な対応があった」と陳謝しました。

 高速道路公社と工事を請け負った事業者との契約内容を調査していた第三者委員会は今年3月に報告書をとりまとめ、公社と事業者の間で認識の違いが生じた主な原因として「契約額の上限(200億円)が公社と事業者で乖離があり適切でなかった」等7項目をあげています。

入札に不備があり87億円増額された高速5号線工事

 一方、12月議会では高速5号線と高速2号線を接続する整備計画の変更について同意しました。東広島バイパスや安芸バイパスの工事が進んでいることや呉道路が4車線化されるなど広島駅周辺と東広島市方面や呉市方面へのアクセス強化が高まっています。この整備によって指定都市高速道路整備の全体事業費は4000億円から4310億円に増額されます。

 高速5号線と同2号線の接続は2024年度の完成を予定しています。

高速5号線と高速2号線を接続することに同意しました。オレンジ点線部分が連結路。