サッカースタジアム建設の「基本計画」

 「中央公園サッカースタジアム(仮称)基本計画」が2020年3月31日に策定されました。中央公園西側に配置し、プロサッカーや国際試合、国内大会の他、アマチュア大会の決勝戦等で利用できるものにします。また、サッカー以外のスポーツ、イベントができます。

 スタンドの下等の空間を活用して飲食や多機能スペースの導入、にぎわい交流の拠点となるよう計画されます。また、防災施設としても利用できるようにします。

 観客席は3万人規模でメインスタンドは西側、バックスタンドは東側。ホーム側サポーター席は南側に配置します。また、混雑時にも安全に移動できる幅員のコンコースとし、ピッチ周りを一周できます。

 概算事業費は当初190億円と試算していましたが、精査の結果、埋蔵文化財発掘調査等を含めて230~270億円となりました。資金については①企業、個人からの寄付金、②国の交付金、③使用料等を償還財源とする市債の発行、④広島市、広島県による資金確保、で調達します。

 整備スケジュールは、2020年度で設計・施工の発注準備、2020年度~2023年度で基本・実施設計、建設工事を行い、2024年度の開業をめざします。

スタジアム諸機能の配置イメージ