新型コロナウイルスの医療体制充実へ緊急要望

 市議会市民連合は4月17日、新型コロナウイルス対策で特に医療体制を充実させるよう緊急要望書を広島市の坂谷保健医療担当局長に提出しました。発熱外来を早期に設置して検査・診療体制を強化するほか、入院病床や施設を確保するよう求めました。13日には松井市長に対して総括的な課題につい緊急要望を行っています。

 主な要望内容の要旨は、①新型コロナウイルス対策の医療対策方針の早期明示、②発熱外来の早期設置、③それぞれの症状に応じた入院病床、施設の確保、④医療保護具等の確保、⑤保健所の相談窓口を増やすこと、⑥感染症発症者へのいじめ、差別をなくすこと、⑦医療従事者の働く環境整備、子どもたちへのいじめ、差別をなくすこと、⑧医療体制について市民に迅速、適正な情報提供、の8項目。

 坂谷局長は、市民連合の要望を受け、医療体制の確立に全力で取り組む考えを示しました。

新型コロナウイルス対策での医療体制の充実に向けて緊急要望しました