一般会計歳入は7,861億円(20年度決算)

 10月27日に2020年度の決算を認定する臨時会が開かれ、一般会計をはじめとするすべての決算が認定されました。一般会計歳入は7,860億6238万円。19年度と比べて1,312億9,741万円(20.1%)の増となりました。特に新型コロナウイルス対策で増加しました。

 市民税などの自主財源は3,124億円で前年度より約188億円(5.7%)の減。国庫支出金などの依存財源額は4,736億円で前年度より約1,500億円(46.4%)増加しています。

 歳出総額は7,809億8,067万円(20.0%増)で黒字決算となりました。

 目的別歳出では福祉関係の民生費が最も多く2,108億円で前年度と比べて2.9%増。次いで総務費1,676億円(276.5%増)、教育費が996億円(6.9%増)、土木費982億円(4.3%増)、衛生費698億円(6.8%増)、公債費640億円(21.7%減)などとなっています。

 若林新三議員は厚生関係と文教関係を審査する第2分科会の所属になり、厚生関係では①健康増進・がん検診の促進、②安佐北医師会病院の整備状況、③保健師の地区担当制度について取り上げたほか、文教関係では①教職員の働き方改革の推進、②中学校の部活動指導員の拡充、③学校運営協議会の設置(コミュニティスクールの導入)、④「教育の絆」プロジェクトの推進、について取り上げました。 

文教関係の質疑で、教職員の働き方改革について取り上げる若林新三議員