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20年度の広島市に関連する直轄国道の整備

2020年4月1日 水曜日

  広島市に関連する20年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は107億円程度となりました。

 内訳は安芸バイパスが46億900万円(トンネル工事、高架橋)、東広島バイパスが47億4600万円(海田高架橋、トンネル工事)、広島南道路5億8400万円(明神高架橋工事)、可部バイパス2億1700万円(舗装工事等)、西広島バイパス5億2500万円(都心部延伸・調査設計等)などとなっています。

 可部バイパスは、今年度で可部中心部での4車線化が完成します。

 昨年より12億円程度増額になっており、東広島バイパス、安芸バイパスについては22年度で開通する予定になっています。西広島バイパスについてはこれまで騒音壁工事が行われていましたが新たに都心部延伸区間の調査設計に着手することになりました。広島南道路は海田大橋と海田高架橋をつなぐ明神高架橋の工事が行われています。

可部バイパスの4車線化は2020年度で完成します

東広島バイパス、安芸バイパスともに2022年度の開通を予定しています。

サッカースタジアム建設や広島城を活用(中央公園の基本方針)

2020年3月27日 金曜日

 サッカースタジアムが中央公園に整備されることが決まったことを受けて、広島市は3月27日、「中央公園の今後の活用に係る基本方針」を公表しました。

 

 概ね5年後までに整備をする「短期的な取組」では、サッカースタジアムの建設、広島城の新たな観光拠点としての再構築及び旧市民球場跡地を活用したイベント・集客ゾーンの創出をはかるステージと位置付けています。

 スポーツレクレーションゾーンでは、サッカースタジアムを建設するとともに、スタンドの下等に効果的なにぎわい機能を導入します。

 歴史ゾーンでは、天守閣の耐震改修を進めるとともに、展示機能の充実を検討します。また、中央バレーボール場を廃止し、観光バス駐車場(約60台)の整備を検討します。

 イベント・集客ゾーンでは、イベント広場を整備するとともに飲食物販施設を誘致します。

中央公園整備の短期的(概ね5年)の取組

 「中・長期的な取組」は、青少年センター及び西側民間施設の移転による水辺空間と一体となったイベント・集客ゾーンのさらなる魅力向上を図り、耐用年数を迎える公共施設を集約し、必要に応じて新たな機能を有する文化芸術施設を整備するステージとしています。

 文化芸術ソーンでは、こども文化科学館、こども図書館、中央図書館及び映像文化ライブラリーを集約してホールやコンベンション機能を有する文化芸術施設の整備を検討します。(バスセンターを建て替える場合は、整備予定地を仮設のバス乗降場として活用し、その後文化芸術施設を整備)。

 イベント・集客ゾーンでは、青少年センターはサッカースタジアムとの調和が図られるよう配慮しつつ優先的に移転を検討(区域内外)します。西側民間施設の早期移転もめざします。また、基町パーキング(地下駐車場)のアクセス道路を地下化することを検討します。

中央公園の中・長期的な取組

中・長期的な取組のイメージ

 

20年度一般会計6564億円、全会計1兆2289億円(第1回定例会)

2020年3月20日 金曜日

 2月14日から開かれた第1回定例会で、3月20日の本会議で採決が行われ2020年度の当初予算が決まりました。一般会計は6563億7261万円(2.0%減)、全会計では1兆2288億6904万円(1.1%減)。

  一般会計の当初予算規模は対前年度比2.0%の減で、借金を返済するための公債費が177億円減になったことから昨年より137億円減額となっています。

 若林新三議員は、本会議での総括質問(2月20日)を行った他、予算特別委員会では文教関係(3月9日)と厚生関係(3月16日)で諸課題について取り上げました。

3月9日に行われた予算特別委員会

  一般会計歳出を目的別分類で見ると、福祉サービスの提供(民生費)が2107億円(0.7%増)、道路・市街地整備、交通等(土木費)が987億円(1.1%増)、教育の充実(教育費)965億円(0.5%増)、借入金返済(公債費)が643億円(21.6%減)、保健・医療や環境対策(衛生費)が693 億円(2.7%増)、市民参加や平和の推進等(総務費)478億円(3.4%増)、地域経済の振興等(商工費)が175億円(16.5%減)、などとなっています。   

  特別会計は、国民健康保険が1091億円(4.8%減)、介護保険が992億円(3.7%増)、後期高齢者医療が155億円(6.3%増)、競輪が178億円(17.6%増)など、総額は4241億円(0.1%減)。

 企業会計は、下水道事業が1044億円(0.5%増)、水道事業が417億円(0.5%減)、安芸市民病院事業が23億円(4.7%減)など、総額は1484億円(0.1%増)。 (( )内は前年度当初予算比。)

 今回の定例会は、当初2月14日から3月26日までの日程でしたが、広島市でも新型コロナウイルスの患者が発症したことから、その対応を行うため議会日程も変更し、3月20日に議案を議決しました。

 なお、広島市立大学と市立病院機構(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院、安佐市民病院)は地方独立行政法人のため予算等は議会にはかかりません。

新型コロナウイルス対策などで発言(予算特別委員会)

2020年3月17日 火曜日

 20年度の予算を審査する予算特別委員会が開かれています。

 若林新三議員は3月9日の文教関係、16日の厚生関係で発言しました。

 文教関係では①高校入試制度改革、②ふれあいひろばの充実、③言語数理運用科の今後の方向性、④ハイスクールビジョン、について取り上げました。

 高校入試については23年度の入学者選抜から制度が変わります。「自己表現」なども入試の対象になります。

 

 厚生関係では①新型コロナウイルス対策、②保健師の地区担当制度の導入、③安佐市民病院北館(安佐医師会病院)の整備、について取り上げました。

 新型コロナウイルス対策では、今後の蔓延に備えて感染者病床の確保や検査・診療体制の拡充などを求めました。

 

文教関係で、新しい高校入試改革について質す若林新三議員

 

 

2020年度安佐北区の主要事業(普通建設事業)

2020年2月21日 金曜日

【企画総務】
庁舎等整備⇒189万円(区役所受変電設備改修実施設計)

【市民局】
集会所整備⇒1億7,492万円(耐震補強工事(可部南など5か所1億2,933万円)他)
区スポーツセンター整備⇒270万円(外壁改修実施設計)
岡田運動広場整備⇒4億90万円

整備中の岡田運動広場。今年度で造成工事は完了予定。

公民館整備⇒2億8,472万円(耐震補強(安佐他2か所2億4,320万円)他)

【健康福祉局】
民間老人福祉施設整備補助⇒1,995万円(「白木ツジマチ」改築1,579万円他)
民間障害者(児)福祉施設整備補助⇒269万円(亀山南園等借入金償還補助)
診療所整備⇒700万円(志屋)
安佐市民病院整備等負担金⇒2億2,453万円
可部火葬場整備⇒1,150万円(耐震補強)

【子ども未来局】
保育園整備⇒3億8,152万円(耐震補強工事(可部東、高南、いずみなど3園)3億6,200万円他)
民間保育園等整備補助⇒3億3,720万円(オハナ保育園増改築2億3,245万円、すいこう認定こども園8,550万円他)
民間児童福祉施設整備補助⇒159万円(高松ハイツ借入金償還補助)

【環境局】
玖谷埋立地整備⇒1億1,260万円

【経済観光局】 
ひろしま活力農業経営者育成補助⇒1,566万円(ビニールハウス等整備)
農林業基盤整備⇒4億5,574万円(農道・水路等3億7,174万円、林道8、400万円)
民有林整備⇒2,176万円(里山林再生整備、人工林健全化他)
市行造林・育林事業⇒1,100万円
市有林整備⇒100万円(保育(安佐地区))
いのしし捕獲柵等補助⇒191万円(防護柵その他58基)
小規模崩壊地復旧事業⇒5,918万円(可部地区など10か所)
農業振興センター整備⇒820万円(空調設備整備)

【都市整備局】
農林業基盤整備⇒1,000万円(高谷5号農道延伸)
道路整備⇒1億1,310万円(市道の拡幅他)
普通河川改良⇒1億1,110万円(流路改良他)
公園緑地等整備⇒1億650万円(三入南二丁目公園3,290万円他)
安佐動物園整備⇒6,080万円(キリン舎、シマウマ舎整備)

【道路交通局】
道路整備⇒18億8,706万円(安佐市民病院アクセス道路5億円、宇津可部線1億5,900万円、福原団地入口交差点5,490万円、広島豊平線3,400万円他)

安佐北区安佐町筒瀬から後山に通じる岡田トンネル。道路は2020年7月3日に開通。

交通安全施設整備⇒2億6,263万円(道路交通安全施設1億4,063万円、飯室歩道改良8,000万円他)
橋りょう整備⇒1億7,500万円(中央橋1億3,800万円、柏木橋3,700万円)
バリアフリー化設備整備補助⇒5,000万円(JR安芸矢口駅)

【消防局】
消防施設整備⇒2億955万円(井原分団・高南分団・亀山分団車庫建替え他)

【教育委員会】
小学校整備⇒2億1,975万円(ブロック塀の安全対策、空調設備整備)
中学校整備⇒1億729万円(空調設備整備他)
幼稚園整備⇒320万円(一般整備他)
児童館整備⇒1億4,562万円(飯室児童館)

【下水道局】
公共下水道整備⇒6億8,080万円(管きょ布設6億4,980万円、小田ポンプ場整備他3,100万円)
排水設備整備⇒1,458万円(下水道との接続他)
市街化区域外汚水処理施設整備⇒3億7,181万円(特定環境保全下水道3億2,600万円、農業集落排水施設整備4,500万円他)
急傾斜地崩壊防止対策⇒1億6,700万円(深川8丁目など6地区)
普通河川改良⇒3億9,970万円(砂防堰堤排水施設整備2億1,570万円、矢口内水対策4,900万円他)

【水道局】
配水施設整備⇒6億5,108万円(虹山調整池など19カ所2億1,036万円、配水管布設4億4,072万円)
諸設備新設改良⇒700万円(高陽水道メーター管理所)

*1万円未満切り捨て