しんちゃんのメモ

平和資料館のリニューアルが進む

2016年2月24日 水曜日

 広島市は被爆の実相をより一層わかりやすく伝えるために常設展示の全面的な更新を行っています。また、資料館も開館から60年が経過して老朽化しているため併せて資料館の改修工事も行います。2015年度から改修工事にとりかかっており、本館のリニューアルオープンは2018年7月を予定。改修工事は2019年度まで行い、総事業費は73億600万円となっています。

 東館では3階に「核兵器の危険性」を伝えるコーナーを設け、原爆投下に至った経緯や原爆の脅威を解説し、核兵器の存在は人類の生存を脅かす普遍的な問題であることを伝えます。

 東館2階では「広島の歩み」として戦時下の広島、未曽有の被害から復興した広島の歩み、広島市の平和への取り組みを紹介します。

 本館は被爆の実相を伝える場所となり、原爆の非人道性、原爆被害の甚大さ、凄惨さ、被爆者の遺族の苦しみ・悲しみなどを伝えます。熱線、爆風、放射線が同時に都市を襲い甚大な被害をもたらしたことを示すとともに、被爆の実相をストレートに伝える実物資料の展示を重視します。また、被爆資料もこれまでよりも多く展示することにしています。

資料館の本館は被爆の実相を伝えます

資料館の本館は被爆の実相を伝えます

東館の3階は核兵器の危険性を訴えます

東館の3階は核兵器の危険性を訴えます

93億円で恵下埋立地建設工事の契約締結へ

2016年2月23日 火曜日

2月市議会で恵下埋立地(佐伯区湯来地区)の建設工事の契約締結の議案が可決されたことで、新たな一般廃棄物の埋立地として93億円で工事契約を締結することになりました。現在稼働中の玖谷埋立地(安佐北区)が2019年度で終了するために2020年度からの新たな埋立地として恵下地区に整備するものです。

工事内容は埋立用地約22万4300㎡の造成等。請負金額は93億4848万円で、工期は契約成立の日から2020年3月10日まで。請負人は大林・洋林・宮川建設工事共同企業体。 

市は、この工事について、市民生活や都市生活の中で生じる様々な廃棄物を適正に処理することは生活環境の保全及び公衆衛生の向上はもとより、都市の健全な発展を図るうえで極めて重要と位置付けています。

埋立面積は第Ⅰ期が約4ha、第Ⅱ期前半が約5.5ha、第Ⅱ期後半が約5ha。埋立期間は2020年度から30年間を予定しています。

廃棄物の容量は、中間覆土を含めて第Ⅰ期が約35万㎥、第Ⅱ期前半が60万㎥、第Ⅱ期後半が65万㎥で合計160万㎥を計画しています。

恵下埋立地の整備計画図(第Ⅰ期)

恵下埋立地の整備計画図(第Ⅰ期)

埋立開始前のイメージ

埋立開始前のイメージ

埋立終了時のイメージ

埋立終了時のイメージ

広島駅~紙屋町のバス路線統合の社会実験

2015年12月23日 水曜日

広島駅~紙屋町間のバス路線は各バス会社が重複して運行して効率的ではないことから、この間を含む2つのバス路線を統合して路線の効率化を検証するための社会実験を行うことになりました。期間は2016年1月23日(土)から3月13日(日)の51日間。 

2つの路線は①広島電鉄の温品四丁目~紙屋町、②広島バスの祇園大橋(三滝観音)~広島駅の路線。運行時間帯は平日が朝夕のピーク時を除く日中に行い、土曜日と日曜日は全日実施します。これにより広島駅~紙屋町は合わせて92往復(ピーク時を除く)していたものを43往復に減便。土日は215便を106便に減便します。広島電鉄、広島バス共に温品四丁目~広島駅~紙屋町~祇園大橋(三滝観音)の路線を運行します。 

また、減便によって生じた乗務員や車両を活用して新たにアルパーク~広島港~イオンモール広島府中までの路線を両社が運行することになりました。

広島市は都心部で重複するバス路線を効率化し、路線のない地域やサービスレベルの低い地域でのバスサービスの向上を図るなど、バス路線再編に向けた取り組みを進めています。

社会実験の位置図

社会実験の位置図

二葉の里第5街区、広島テレビ新社屋の概要

2015年12月3日 木曜日

二葉の里土地区画整理事業第5街区に進出することが決まっている広島テレビの新社屋の概要が明らかになりました。

10階建てで延べ床面積は1万8000㎡。1階は講演会や展示会などに利用できる200人収容の多目的ホールを設けるとともに2、3階にはそれぞれ800人程度収容のコンベンションフロアーを設けることになっています。4階から10階はオフィスフロアーで、施設北側には立体駐車場や中継車の車庫。6階にスタジオを置きます。

2016年10月に着工し2018年3月竣工予定。半年かけて放送設備のテストや運用トレーニングを行い、2018年10月からの放送開始を予定しています。総事業費は150億円となるようです。

一方、同じく第5街区のエネルギア・コミュニケーションズは10階建ての広島データセンターを既に建設中で2016年12月からサービスを開始する予定です。

二葉の里地区に建設される広島テレビ新社屋のイメージ

二葉の里地区に建設される広島テレビ新社屋のイメージ

沼田スマートインターの事業が進む

2015年8月3日 月曜日

広島市内でははじめとなるスマートインターチェンジが山陽道沼田パーキングエリアに新設されることが決まっており、2017年度の供用開始にむけて準備が進められています。このwebsiteでも2013年9月に取り上げてきました。

沼田パーキングエリアは、広島IC、五日市IC、西風新都ICから5~6㎞のほぼ中央にあり、スマートインターチェンジ設置による利便性の向上が期待されています。

事業費は20.6憶円で、ネクスコ西日本が19億円、広島市が1.6億円負担します。広島市が整備する関連道路の整備費は4億円で、インターへの接続道路が1.9億円、農面北交差点が2.1億円となっています。

利用時間は24時間で車長6m以下の普通車、軽自動車、二輪自動車が利用できます(ETC搭載車のみ)。

2015年度に用地買収、16~17年度工事、供用開始は2017年度末を見込んでいます。

2017年度末の供用にむけて事業が進められます。

2017年度末の供用にむけて事業が進められています。