7月29日、市議会議長をはじめ各会派の代表者が原爆特別養護ホームなどを慰問しました。
慰問先は広島赤十字・原爆病院、神田山やすらぎ園、倉掛のぞみ園、舟入むつみ園、矢野おりづる園です。被曝をされたみなさんが入所されています。
市民連合の若林新三議員は碓井議長とともに広島赤十字・原爆病院、神田山やすらぎ園、倉掛のぞみ園を訪問。入所されているみなさんに花束等を渡しながら激励しました。
広島県は今年9月から新八幡川橋東詰交差点~はつかいち大橋東詰交差点(臨港道路廿日市草津線)まで1.6㎞を4車線化の工事に入ります。工期は2016年度(平成28年度)まで。今年度は新八幡川橋の工事で五日市側橋台と橋脚2基を予定。事業費は52億円とされています。
今年度で広島高速3号線等が商工センターまで開通するのに伴って交通量が増加することが見込まれ、それに対応するためです。
路面電車のJR広島駅への乗り入れについて高架案、地下案が検討されていましたが、有識者の検討委員会は17日、全会一致で「高架が望ましい」との考え方をまとめました。
広島駅の2階部分に自由通路ができるのに合わせて橋上駅となるためJRとのスムースな移動も期待されます。若林新三議員も2月議会で高架案が妥当であると指摘していました。
市は今後、高架案と現行ルートとの比較検討を行うことになります。
事業費は路面電車整備費100億円、南口広場整備費35億円、計135億円が見込まれています。
駅前広場整備にあたっては、2階部分でエールエールA館、Bブロック、Cブロックとペデストリアンデッキで接続することにしています。
広島市は3月27日に旧市民球場の活用方策をまとめました。
旧市民球場跡地に導入することが望ましい機能としては「文化芸術機能」と「緑地広場機能」を中心とするとともに、球場跡地には「緑地広場エリア」「文化芸術エリア」「水辺エリア」の3つのエリアを設定しています。
「緑地広場エリア」は球場跡地中央部分で、イベントもできる緑地の広場を確保し、天候に左右されずに集い、憩える空間となるよう屋外活動用の施設を配置するとしています。
「文化芸術エリア」は球場跡地の東側・北側で、青少年センターの移転を念頭に文化芸術を発信する施設を整備するとともに生涯学習・教育機能や創作機能等の導入を検討します。また、飲食物販施設や観光バス駐車場などの配置も考えています。
「水辺エリア」は球場跡地の西側部分で、市民や来訪者が憩える「水の都ひろしま」を象徴する場として整備します。また、水辺エリアにも飲食物販施設や観光バス駐車場なども検討します。
文化芸術エリアについては、緑地広場エリアでのイベントなどソフト開発を先行させ、実績を踏まえながら段階的に整備します。また、回遊性を確保するため歩道も整備します。
今後は、具体的な機能や規模、整備スケジュールなどの基本計画を13年度で策定。エリアごとの基本設計は14年度以降に着手するとしています。
一方、サッカースタジアムについては、県や財界等との協議の場で球場跡地が適地とされた場合にはこの活用方策と比較検討を行った上で判断することになります。
今回の活用方策については、秋葉前市長が2009年に取りまとめた跡地利用計画を破棄し、松井市長がゼロから議論をスターとさせて新たに取りまとめたものです。ただ、内容は大変似ています。以前は「市民広場」としていたものが今回は「緑地広場」とされ、芸術機能の導入や大型観光バスの駐車場の整備等も同じです。また、水辺エリアの考え方や回遊性の確保もほぼ同じものと受け止めることができます。