市議会のうごき

街路樹の再整備方針策定へ(都市活性化特別委員会)

2025年9月2日 火曜日

 9月1日に都市活性化対策特別委員会が開かれ、街路樹の再整備方針の策定や高陽地区での乗合バスの実証運行などについて、取組状況が報告されました。

 街路樹は景観の向上や環境保全、日陰ができるなどの大きな機能を持っている反面、植栽から相当の時間が経過し大木化しており、大量の落ち葉や根っこによる舗装の持ち上げ、歩道の有効幅員の減少などの課題も指摘されています。そのため25年度、26年度の2か年で街路樹の再整備方針を策定することになりました。

 また、高陽地区でのバスの実証運行では、都心に向かう直通便の一部をJR安芸矢口駅や大型商業施設を結ぶ地区内交通に切り替える実証実験を今年10月から12月にかけてオフピーク時(9自~16時)に行うというもの。現状、オフピーク時は都心方面に比べ地区内の移動需要が高いものの、終日、各団地から都心方面への直行運行となっているためです。

 若林新三議員は、街路樹の再整備にあたっては、有効幅員2m未満の街路樹は、安全な歩行を確保するため伐採の検討や、信号機が見えにくい場合の伐採など指摘しました。また、植え替える場合、落ち葉対策をしっかり検討するよう併せて求めました。

街路樹の再整備にあたっては落ち葉対策の検討を求める若林新三議員

広島高速道路の整備費150億円増などに同意(第2回定例会)

2025年7月7日 月曜日

 6月11日から26日にかけて第2回定例会が開かれ、6億2,331万円の補正予算を決めた他、広島高速道路の整備費を150億円増額する整備計画に同意、路面電車の駅前大橋線橋りょう新設工事(59億1,000万円増)や同軌道等新設工事(79億5,000万円増)など委託金限度額の変更契約について承認しました。いずれも資材価格や労務費の増などによるものです。
  一方、耐震化・老朽化対策が課題となっている青少年野外活動センター・こども村(安佐北区安佐町小河内)の再整備(安佐自然体験交流センター)のため2026年度から2030年度までの整備費等で限度額45億円の債務負担行為を設定しました。

  また、新たに八條範彦議長、碓井芳雄副議長を選出しました。

 若林新三議員は広島高速道路の整備の増額や広島道路公社の経営状況などについて建設委員会で質しました。

高速道路公社の経営状況等確認(建設委員会)

2025年6月24日 火曜日

 6月24日に開かれた建設委員会で、若林新三議員は広島高速道路整備計画の変更と経営状況について質しました。

 広島高速道路については、建設資材や労務費等の高騰によって5号線の本線で66億円、2号線と5号線の連結路で12億円の増額や、地域住民の安全・安心に係る対策費で26億円、高速道路の機能強化による増額18億円など、計150億円増額されることについて取り上げたものです。

 また、合わせて、高速4号線の延伸や、現在暫定2車線で整備している高速2号線の4車線化、東雲インターチェンジの南向きランプの早期事業化などについて質しました。

広島高速道路公社の経営状況など質す若林新三議員

 

自転車道等、5年間で7㎞整備見込み(建設委員会)

2025年5月22日 木曜日

 21日に行われた建設委員会では、自転車都市づくり推進計画の改訂と橋りょうなどのインフラ資産の老朽化対策の2点について市から報告がありました。

 自転車都市づくり推進計画の改訂について、計画期間は2025年度から29年度の5年間で平和大通りや広島駅周辺など7㎞の自転車道等整備が見込まれています。

 若林新三議員は自転車マナーの向上や計画の一部目標値の引き上げ等を指摘しました。

自転車マナーの向上策などを求める若林新三議員

立地適正化計画に「防災指針」を追加(建設委員会)

2025年4月21日 月曜日

   4月21日の建設委員会では「立地適正化計画」への「防災指針」の追加が提案されました。

   防災指針の役割としては①災害リスクの見える化、②具体的な取組の掲示、とされています。行政・事業者・市民が連携・協働しながら災害リスクをできる限り回避、低減するための防災・減災対策に取り組むことで、災害に強いまちづくりを推進しようとするものです

建設委員会で防災指針の扱い等について質す若林新三議員