しんちゃんのメモ

二葉の里5街区は広島テレビ等が落札

2014年5月20日 火曜日

広島駅新幹線口の二葉の里土地区画整理事業で最後まで残っていた5街区1.48haについて二段階一般競争入札が行われ広島テレビ、エネルギア・コミュニケーション、大和ハウスのグループが落札しました。落札金額は62億3000万円。

 主な施設はメディア棟(地上9階=テレビ放送局、多目的ホールなど)、データ通信棟(地上10階=情報通信事業など)、複合棟(地上23階・地下1階=オフィス、商業施設、ホテル、長距離バス・観光バス乗降ステーションなど)となっています。

 広島駅南側ではBブロック、Cブロックの再開発が行われるとともに、広島駅も自由通路を含めて整備、南口広場も市内電車が2階部分に乗り入れるなど再整備が予定されており、二葉の里地区での整備によって広島駅周辺は完全に生まれ変わります。

 二葉の里地区は1~5街区が整備される予定で、1街区は西側が広島東警察署(0.56ha)、東側が㈱日本アイコム(0.43ha)、2街区がイケア・ジャバン(1.88ha)、㈱イズミ(0.83ha・2013年10月に竣工)、3街区は南側が高精度放射線治療センター(0.60ha・2015年度開設見込み)、北側が広島県歯科医師会(0.49ha)、4街区が広島鉄道病院(2015年度に建替え開院)、そして5街区が広島テレビのグループとなりました。5街区の東側はJR西日本支社(1.88ha)があります。

広島テレビ等が整備することになった二葉の里5街区

広島テレビ等が整備することになった二葉の里5街区


5街区の配置図

5街区の配置図

高速3号線が開通(3月23日)。東広島バイパスは29日

2014年3月25日 火曜日

3月23日、広島高速3号線(吉島~観音)と広島市が整備している太田川大橋(観音~商工センター・無料区間)が同時に開通し、商工センターから山陽道広島東インター(高速1号、高速2号経由)や海田方面、呉市等へ自動車専用道路で結ばれることになりました。高速3号線はこれまで仁保ジャンクションから吉島インターまでの4.8㎞が整備済みで、今回新たに吉島インターから商工センターまで4.2㎞が整備され、9㎞の自動車専用道路が完成しました。

 また、2号線のバイパスともなる観音~吉島間の一般道路部も2.6㎞が開通し、商工センターから吉島まで無料で通行できることになりました。

 今回の開通により、海田町から廿日市市がつながり、広島市の臨海部の東西を行き来する交通が円滑になります。既存道路の渋滞の緩和も期待されています。

3月23日に開通した太田川大橋の全景(観音~商工センター・無料区間)

3月23日に開通した太田川大橋の全景(観音~商工センター・無料区間)


 一方、3月29日には2号線のバイパスになる東広島バイパス(自動車専用道路)も残りの4.4㎞が開通し、これまで整備済みの2.7㎞と海田ランプ0.6㎞と併せて7.7㎞が完成しました 。
3月29日に開通した。博広島バイパス(中野トンネル西側)

3月29日に開通した。博広島バイパス(中野トンネル西側)


写真右側が東広島バイパス

写真右側が東広島バイパス

アストラム延伸、西広島で複数案を検討

2014年1月30日 木曜日

 広島市はアストラムライン延伸の検討状況を明らかにしました。

 まず、延伸方面については西広島ルート、新井口ルート、五日市ルートの3案で検討していましたが、国の事業許可の可能性、事業成立性の観点から西広島ルートに絞り込み、さらに西広島ルートでの複数案について検討を進めています。

 西広島ルートでは、①五月ヶ丘団地~石内東開発地~己斐中央線~西広島駅(6駅=7.1㎞)、②五月ケ丘団地~石内東開発地~もみじケ丘団地~高須台団地~西広島駅(6駅=7.0㎞)、③草津沼田線~己斐中央線~西広島駅(現行計画ルート5駅=6.2㎞)の3案で比較。それによると、
 将来利用者数(2030年時点)=①15,200人、②15,100人、③12,200人。
 事業費=①570億円、②565億円、③575億円。
 市の財政負担=①355億円、②346億円、③420億円。
 急こう配区間=①6.5%、②8.0%、③4.5%
 広域公園前駅~西広島駅間の所要時間=①14分、②16分、③12分

 己斐地区のまちづくりへの貢献については①のルートが「開発ポテンシャルが向上し、土地の有効利用等が期待できる」、②のルートが「駅周辺の開発を促進するという点で①に劣る」、③のルートが「開発ポテンシャルが向上し、土地の有効利用等が期待できる」、などとの検討結果となっています。

アストラム延伸では西広島ルートで複数案を検討しています

アストラム延伸では西広島ルートで複数案を検討しています

原爆ドームを耐震工事

2014年1月28日 火曜日

 想定される最大級の地震(震度6弱)が発生した場合、原爆ドームの強度が不足しているとの調査結果を広島市がまとめました。

 調査は構造上の弱点となっているレンガ目地の強度を確認したもの。

 調査によると①せん断強度(水平方向にすべらせるように作用する力)は想定の2倍近い強度があった、②垂直引張強度(垂直方向に引っ張りはがすように作用する力)は想定していた強度の3分の2、との結果になっています。

 そのためせん断応力については耐震対策を行わないものの、垂直引張応力については鋼材を壁に当てるなど、文化財の価値を損なわない手法によって対策を行うこととしました。具体の耐震工法については今年度に文化庁などと協議して決め、2014年度で実施設計を行うことにしています。

旧市民球場跡地を4月から一般開放

2014年1月21日 火曜日

 旧広島市民球場跡地について、本格的な施設整備に着手するまでの間、一般開放されることになりました。
 開始時期は4月から。開放日はイベント利用がない期間で、メンテナンス等特別の事情がない限り原則として毎日開放します。時間は10時から17時まで。夜間は防犯面を考慮して開放しません。

 具体的には、基本的に仮囲いは残すものの現行4か所の出入口を常時開けるとともに開放的な雰囲気の醸成と防犯対策のために7か所に幅4mの透明パネルを設置します。内側に利用者休憩用にベンチも8基新設。また、イベント開催の利便のためにマイク・スピーカー等が使用できるコンセントも設置します。