しんちゃんのメモ

商工センター~五日市を4車線化工事へ

2013年7月5日 金曜日

 広島県は今年9月から新八幡川橋東詰交差点~はつかいち大橋東詰交差点(臨港道路廿日市草津線)まで1.6㎞を4車線化の工事に入ります。工期は2016年度(平成28年度)まで。今年度は新八幡川橋の工事で五日市側橋台と橋脚2基を予定。事業費は52億円とされています。
 今年度で広島高速3号線等が商工センターまで開通するのに伴って交通量が増加することが見込まれ、それに対応するためです。

商工センター西詰からはつかいち大橋東詰交差点まで4車線化されます。

商工センター西詰からはつかいち大橋東詰交差点まで4車線化されます。


商工センターから五日市に架かる新八幡川橋東詰交差点(商工センター西詰)のイメージ

商工センターから五日市に架かる新八幡川橋東詰交差点(商工センター西詰)のイメージ


 一方東部方面では東広島バイパスが今年度でほぼ終了し、引き続いて安芸バイパスの開通をめざすことになります。安芸バイパスの完成に併せて広島南道路の海田高架事業も完了させる必要もあり、国や県では早期事業化も検討されています。

続・高架案でまとまる

2013年6月20日 木曜日

 路面電車の広島駅への乗り入れについて有識者の検討委員会は「高架が望ましい」とまとめられましたが、駅前広場の回遊性を向上させるためにペデストリアンデッキも合わせて整備することにしています。
 エールエールA館、Bブロック、Cブロックへのデッキについては先述していますが、その他、駅前のバス停に降りるデッキ、広島東郵便局方面に向けたデッキ、広島駅~Bブロック~Cブロック~広島駅と周回するデッキも整備する方向で、以前の広島駅前とはまったく違った姿で駅前が生まれ変わることになります。

駅前広場のペデストリアンデッキの整備案

駅前広場のペデストリアンデッキの整備案

高架案でまとまる

2013年6月18日 火曜日

 路面電車のJR広島駅への乗り入れについて高架案、地下案が検討されていましたが、有識者の検討委員会は17日、全会一致で「高架が望ましい」との考え方をまとめました。
 

 広島駅の2階部分に自由通路ができるのに合わせて橋上駅となるためJRとのスムースな移動も期待されます。若林新三議員も2月議会で高架案が妥当であると指摘していました。
 市は今後、高架案と現行ルートとの比較検討を行うことになります。
 事業費は路面電車整備費100億円、南口広場整備費35億円、計135億円が見込まれています。
 

 駅前広場整備にあたっては、2階部分でエールエールA館、Bブロック、Cブロックとペデストリアンデッキで接続することにしています。

東側から見たイメージ図(右側が駅ビル)

東側から見たイメージ図(右側が駅ビル)


西側から見たイメージ図(左側が駅ビル)

西側から見たイメージ図(左側が駅ビル)


南側から見たイメージ図(向こう側が駅ビル)

南側から見たイメージ図(向こう側が駅ビル)

旧市民球場跡地の活用方策がまとまる

2013年4月20日 土曜日

 広島市は3月27日に旧市民球場の活用方策をまとめました。

旧市民球場跡地に導入することが望ましい機能としては「文化芸術機能」と「緑地広場機能」を中心とするとともに、球場跡地には「緑地広場エリア」「文化芸術エリア」「水辺エリア」の3つのエリアを設定しています。
  「緑地広場エリア」は球場跡地中央部分で、イベントもできる緑地の広場を確保し、天候に左右されずに集い、憩える空間となるよう屋外活動用の施設を配置するとしています。
  「文化芸術エリア」は球場跡地の東側・北側で、青少年センターの移転を念頭に文化芸術を発信する施設を整備するとともに生涯学習・教育機能や創作機能等の導入を検討します。また、飲食物販施設や観光バス駐車場などの配置も考えています。
「水辺エリア」は球場跡地の西側部分で、市民や来訪者が憩える「水の都ひろしま」を象徴する場として整備します。また、水辺エリアにも飲食物販施設や観光バス駐車場なども検討します。

 文化芸術エリアについては、緑地広場エリアでのイベントなどソフト開発を先行させ、実績を踏まえながら段階的に整備します。また、回遊性を確保するため歩道も整備します。

 今後は、具体的な機能や規模、整備スケジュールなどの基本計画を13年度で策定。エリアごとの基本設計は14年度以降に着手するとしています。

一方、サッカースタジアムについては、県や財界等との協議の場で球場跡地が適地とされた場合にはこの活用方策と比較検討を行った上で判断することになります。

  今回の活用方策については、秋葉前市長が2009年に取りまとめた跡地利用計画を破棄し、松井市長がゼロから議論をスターとさせて新たに取りまとめたものです。ただ、内容は大変似ています。以前は「市民広場」としていたものが今回は「緑地広場」とされ、芸術機能の導入や大型観光バスの駐車場の整備等も同じです。また、水辺エリアの考え方や回遊性の確保もほぼ同じものと受け止めることができます。

広島市がまとめた旧市民球場の活用方策のイメージ

広島市がまとめた旧市民球場の活用方策のイメージ

安佐市民病院の建替えの基本構想

2013年4月12日 金曜日

  安佐市民病院建替えの基本構想がまとまりました。病床数は現在の527床を維持。延べ床面積は現在の36,247㎡から約58,000㎡に6割増を考えています。十分な診療スペースや病床周辺スペースを確保し、高度で専門的な医療を効率的に提供します。駐車場は患者用として500台を確保しました。

 病院の機能としては、がん医療や救急医療の拡充など高度で先進的な医療を拡充するとともに北部地域の病院支援と患者の受入れ、地域に根差した医療機能の充実などをはかることにしています。

 がん医療では広島市民病院、広島大学病院に次ぐ県内3位のがん登録件数となっており、緩和ケアを含めてさらに拡充。胃がん、大腸がんを合わせた内視鏡治療数は広島市民病院や広島大学病院より多く県内で最多となっています。脳卒中、心筋梗塞など重篤な患者が増えることも想定されることから救命救急センターを新設するとともに急患用のヘリポートも併設するなど救急医療を拡充します。産科や小児科の医療機能、リハビリテーション機能なども充実することにしています。
 また、独立した健診センターも整備します。
 さらに、地震等の災害が発生しても継続して高度で専門的な医療を提供できるように災害に強い病院をめざし、周辺地域からの重症患者も受け入れられるように待合ホールや会議室等でも医療、看護が行えるよう整備します。

  一方、建替え場所については現在地と荒下地区を候補地として検討を続けています。 事業費は、現在地での建替えが310億円(建設費240億円、医療機器購入費70億円)、荒下地区では300億円(建設費210億円、用地費20億円、医療機器購入費70億円)を見込んでいます。

現在地で建て替える場合のレイアウト

現在地で建て替える場合のレイアウト