児童虐待などの相談を受け持つ児童相談所や、併設しているこども療育センターの施設が老朽化するとともに、狭隘化しているため現在地での建替えの整備計画が明らかになりました。
計画地は現在地の東区光町2-15で、建物の規模は鉄筋コンクリート造り地上5階、地下1階、建築面積は6,300㎡、延べ床面積は約18,800㎡を予定しています。現在の建物面積が9,678㎡に対して約2倍の広さを確保することにしています。
児童相談所 (現在)1,256㎡⇒3,400㎡
相談・判定 775㎡⇒1,500㎡
一時保護所 481㎡⇒1,900㎡
こども療育センター(現在)8,422㎡⇒13,900㎡
療育相談所 4,146㎡⇒5,900㎡
児童発達支援センター 1,832㎡⇒4,600㎡
(育成園、二葉園、山彦園
情緒障害児短期治療施設 2,444㎡⇒3,400㎡
(愛育園)
併設施設
知的障害者更生相談所 約100㎡
青少年総合相談センター(分室) 〃300㎡
愛育園内小学校・中学校分級 〃200㎡
適応指導教室 〃100㎡
心身障害者福祉センターデイサービス機能 〃1,200㎡
屋外運動場、園庭 計3,700㎡
駐車場は地下と地上で約120台(普通車110台、マイクロバス等10台)、駐輪場は約100台整備します。
整備方法は、児童発達支援センター育成園と山彦園を仮移転させた後に現在地でのその他の施設機能を維持しながら既存建物を順次解体し、新棟を建設する段階的整備を予定。2017年度に仮移転施設整備にとりかかり、2021年度(南棟は2018年度末、北棟は2020年度内、中央棟は2021年度末)の完成をめざしています。
概算事業費は117億円を見込んでいます。