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東広島バイパス、安芸バイパスが開通(3月19日)

2023年4月30日 日曜日

 広島市に関連する23年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、西広島バイパス、可部バイパス、広島南道路(木材港西~廿日市インター))は32億円程度となりました。東広島バイパス、安芸バイパスが今年3月19日に開通したことから昨年度より115億円程度減額となっています。

 内訳は安芸バイパスが3億9,500万円(用地補償、寺分地区整備工等)、東広島バイパスが2億4,800万円(用地補償、瀬野西地区整備工等)、広島南道路10億4,500万円(明神高架下部工等)、西広島バイパス10億9,400万円(都心部延伸・調査設計)、可部バイパス2億2,900万円(大林地区用地取得、整備工等)などとなっています。また、昨年度から事業が始まった南道路の木材港西~廿日市インターは1億4,600万円(調査設計)が予算化されました。

 可部バイパスは、2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しており、最終工区(大林地区)の事業が始まっています。今年度は大林地区の用地買収に着手します。23年度の予算は2億2,900万円。

 また、東広島バイパス・安芸バイパスが開通したことから、同バイパスにつながる西条バイパスの4車線化事業が始まります。

安佐医師会病院が4月1日に開院

2023年3月29日 水曜日

 旧安佐市民病院の北館を利用して2023年4月1日に安佐医師会病院が開設しました。高齢者の日常的な医療を提供するもので、地域包括ケア病棟82床、緩和ケア病棟20床の計102床。急性期病院を退院した患者のリハビリのための入院や在宅復帰後の再入院もできます。

 診療科目は内科、緩和ケア内科、リハビリテーション科で、外来診療科は総合内科。
 休診日は、土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月31日~1月3日)。特定検診なども行います。
 可部夜間急病センターや北部在宅医療・介護連携支援センター、安佐准看護学院などが併設されるとともに、地域に開放するためのコミュニティセンターなども館内に整備されることになっています。

 旧安佐市民病院南館の建替えの議論の中で高度急性期の病院は荒下地区(北部医療センター安佐市民病院)に、日常的な医療を提供する病院は現在地の北館を利用する病院(安佐医師会病院)とした分化整備によるものです。

高齢者の日常的な医療を提供する安佐医師会病院

 

23年度一般会計6,696億円、全会計1兆2,154億円(第1回定例会)

2023年3月14日 火曜日

 2月15日から開かれた第1回定例会で、3月14日の本会議で採決が行われ2023年度の当初予算が決まりました。一般会計は6,695億9,266万円(1.6%増)、全会計では1兆2,153億7,509万円(0.5%減)。

 一般会計の当初予算規模は対前年度比1.6%の増となりました。主な要因は、借金を返済するための公債費や諸支出金が増えたことや福祉関係費が増えたことによるもので、22年度と比較して106億円の増となりました。

 若林新三議員は、本会議で①平和の推進、②放射線影響研究所の移転促進、③路面電車電停の統合、バリアフリー化、④JR可部線の10分間隔運行、⑤救急車の病院対応時間の短縮、⑥高陽可部線の早期事業化、⑦安佐医師会病院の開設と跡地活用、について総括質問を行いました。

 また予算特別委員会の文教関係(2月27日)で①教員のメンタルヘルス対策、②可部地区学校給食センターの整備について、経済観光環境関係(3月2日)では①「ひろしま活力農業」経営者育成事業の推進、②有害鳥獣対策、について取り上げました。

文教関係の質疑で教員のメンタルヘルス対策について取り上げる若林新三議員

  特別会計は、国民健康保険が1,035億円(0.9%増)、介護保険が1,098億円(4.4%増)、後期高齢者医療が177億円(7.2%増)、競輪が233億円(10.0%減)など、総額は3,981億円(4.1%減)となりました。

 企業会計は、下水道事業が1,046億円(0.3%増)、水道事業が399億円(2.2%減)、安芸市民病院事業が31億円(25.7%増)など、総額は1,477億円(0.0%増)となりました。 (( )内は前年度当初予算比。)

 なお、広島市立大学と市立病院機構(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院、北部医療センター安佐市民病院)は地方独立行政法人のため市議会による予算等の審査は行いません。

若林新三議員が総括質問(第1回定例会)

2023年3月13日 月曜日

 2月20日に開かれた本会議で若林新三議員は①平和の推進、②放射線影響研究所の移転促進、③路面電車電停の統合、バリアフリー化、④JR可部線の10分間隔運行、⑤救急車の病院対応時間の短縮、⑥高陽可部線の早期事業化、⑦安佐医師会病院の開設と跡地活用、について総括質問を行いました。

 「JR可部線の10分間隔運行」については、混雑率がJR西日本では一番高いことと併せて利便性の向上のため、現在緑井駅まで10分間隔で運行されているものを終点の安芸亀山駅まで10分間隔運行を求めたものです。
 「救急車の病院対応時間の短縮」では、現在、救急車が到達した後、受け入れ病院を探すため電話で確認しているところをデジタル化して早期に医師の治療が受けられる体制づくりを求めたものです。見直しが進められる見通しです。
 「高陽可部線の早期事業化」については、可部バイパスまでの最終工区の早期事業化を求めたもので、「早期事業化を検討する」と答弁されています。

総括質問でJR可部線の10分間隔運行等を求める若林新三議員

2023年度安佐北区の主要事業(普通建設事業)

2023年3月13日 月曜日

【企画総務局】
庁舎等整備⇒290万円(区役所空調設備改修実施設計)
安佐市民病院跡地活用の推進⇒2,800万円(多目的交流広場の整備)

【市民局】
集会所整備⇒3,929万円(ブロック塀の安全対策(可部)他)
区民文化センター整備⇒180万円(空調設備更新実施設計)
区図書館整備⇒40万円(区図書館空調設備更新実施設計)
公民館整備⇒230万円(非構造部材の耐震対策(可部、安佐、日浦)
史跡中小田古墳群整備⇒1,700万円(地形測量)

【健康福祉局】
民間老人福祉施設整備補助⇒5億3,496万円(「緑ヶ丘静養園」改築4億8,292万円、「第二ナーシングホームゆうゆう」大規模修繕5,000万円他)
民間障害者(児)福祉施設整備補助⇒539万円(「亀山南園」借入金償還補助)
北部医療センター施設整備負担金⇒5億2,220万円(運営負担金)
原爆養護ホーム整備⇒2,000万円(倉掛のぞみ園自動火災報知機設備更新)

【子ども未来局】
保育園整備⇒1,783万円(安全対策の強化473万円他)
民間保育園等整備補助⇒1,444万円(あさひが丘ルンビニ保育園等借入金償還補助)
北部こども療育センター整備⇒81万円(温水ヒーター更新工事実施設計)

【環境局】
大気汚染監視設備整備⇒65万円(可部小一般環境大気測定局日射計更新)
ごみ処理施設地域環境整備⇒890万円(大野集会所)

【経済観光局】
ひろしま活力農業経営者育成施設整備補助金⇒1,500万円(ビニールハウス等整備) 
農林業基盤整備⇒5億2,194万円(農道・水路等4億2,934万円、林道9,260万円)
民有林整備⇒1,363万円(保育412万円、人工林健全化423万円、里山林再生整備203万円、他)
市行造林・育林事業⇒1,561万円(造林1,035万円、育林526万円)
いのしし捕獲柵等補助金⇒235万円(電気柵その他57基)
小規模崩壊地復旧事業⇒3,400万円(東山地区など4か所)

【都市整備局】
農林業基盤整備⇒9,800万円(高谷5号農道延伸3,800万円、雨水排水施設6,000万円)
道路整備⇒3億4,200万円(市道の拡幅その他)
普通河川改良⇒1億3,800万円(砂防堰堤雨水排水施設3,000万円、流路改良その他1億800万円)
公園緑地等整備⇒9,040万円(一般整備)
安佐動物園整備⇒6億1,570万円(キリン舎、シマウマ舎5億6,080万円、ハイラックス舎、コビトカバ舎4,700万円他)

【道路交通局】
街路整備⇒2億8,000万円(中筋温品線)
道路整備⇒16億6,756万円(宇津可部線1億4,000万円、久地伏谷線5,800万円(くすの木台工区)、広島豊平線350万円(小河内工区)他)
交通安全施設整備⇒1億3,333万円(道路交通安全施設1億2,333万円、飯室歩道改良1,000万円)
道路情報板の整備⇒3,373万円(下佐東線)
橋りょう整備⇒1億572万円(中央橋1,500万円、柏木橋9,072万円)
バス運行対策車両購入費等補助金⇒2,789万円(車両購入補助)
バリアフリー化設備整備補助金⇒3,700万円(JR安芸矢口駅)
可部線利用促進対策事業⇒550万円(パークアンドライド駐車場の整備)
かわなみサイクリングロードの環境整備⇒230万円(サイクルスポットの整備)

【消防局】
消防施設整備⇒1億5,650万円(消防車両整備7,430万円、小型動力ポンプ整備750万円他)

【教育委員会】
小学校整備⇒8,740万円(一般整備)
中学校整備⇒3,750万円(一般整備)
幼稚園整備⇒219万円(一般整備)
児童館整備⇒3,307万円(空調設備整備2,827万円(三入、可部南、亀山南、久地南、鈴張)他)

放課後児童クラブ整備⇒650万円(空調設備整備(三入東、可部南、鈴張、日浦他))

【下水道局】
公共下水道整備⇒6億4,660万円(管きょ布設5億6,600万円、尾和ポンプ場整備等8,060万円)
排水設備整備⇒999万円(下水道との接続他)
市街化区域外汚水処理施設整備⇒1億2,940万円(特定環境保全下水道1億2,700万円、農業集落排水施設整備200万円他)
急傾斜地崩壊防止対策⇒1億3,100万円(免出地区など4地区)
普通河川改良⇒2億2,800万円(砂防堰堤排水施設整備8,500万円他)

【水道局】
配水施設整備⇒9億8,530万円(虹山調整池など22カ所4億551万円、配水管布設5億7,979万円(可部地区など))

*1万円未満切り捨て