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本通3丁目地区市街地再開発、185mを2棟

2023年4月30日 日曜日

 「本通3丁目地区市街地再開発事業」の概要が明らかになりました。

 広島市に提出された環境影響評価実施計画書によると、再開発事業の位置は本通り6番地で敷地面積は約11,500㎡、延べ面積は153,000㎡。本通りを挟んで北棟(地上34階+塔屋2階 高さ185m)、南棟(地上46階+塔屋2階 高さ185m)と低層棟(地上3階、地下2階 高さ21m)の3棟が予定されています。北棟は主にオフィスやホテル、南棟は主に住宅、低層棟には商業施設や駐車場となっています。

 また、地下2階でアストラムライン本通り駅との接続も予定されています。

 工事は2028年度から32年度で2033年度の供用開始予定。

東広島バイパス、安芸バイパスが開通(3月19日)

2023年4月30日 日曜日

 広島市に関連する23年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、西広島バイパス、可部バイパス、広島南道路(木材港西~廿日市インター))は32億円程度となりました。東広島バイパス、安芸バイパスが今年3月19日に開通したことから昨年度より115億円程度減額となっています。

 内訳は安芸バイパスが3億9,500万円(用地補償、寺分地区整備工等)、東広島バイパスが2億4,800万円(用地補償、瀬野西地区整備工等)、広島南道路10億4,500万円(明神高架下部工等)、西広島バイパス10億9,400万円(都心部延伸・調査設計)、可部バイパス2億2,900万円(大林地区用地取得、整備工等)などとなっています。また、昨年度から事業が始まった南道路の木材港西~廿日市インターは1億4,600万円(調査設計)が予算化されました。

 可部バイパスは、2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しており、最終工区(大林地区)の事業が始まっています。今年度は大林地区の用地買収に着手します。23年度の予算は2億2,900万円。

 また、東広島バイパス・安芸バイパスが開通したことから、同バイパスにつながる西条バイパスの4車線化事業が始まります。

安佐医師会病院が4月1日に開院

2023年3月29日 水曜日

 旧安佐市民病院の北館を利用して2023年4月1日に安佐医師会病院が開設しました。高齢者の日常的な医療を提供するもので、地域包括ケア病棟82床、緩和ケア病棟20床の計102床。急性期病院を退院した患者のリハビリのための入院や在宅復帰後の再入院もできます。

 診療科目は内科、緩和ケア内科、リハビリテーション科で、外来診療科は総合内科。
 休診日は、土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月31日~1月3日)。特定検診なども行います。
 可部夜間急病センターや北部在宅医療・介護連携支援センター、安佐准看護学院などが併設されるとともに、地域に開放するためのコミュニティセンターなども館内に整備されることになっています。

 旧安佐市民病院南館の建替えの議論の中で高度急性期の病院は荒下地区(北部医療センター安佐市民病院)に、日常的な医療を提供する病院は現在地の北館を利用する病院(安佐医師会病院)とした分化整備によるものです。

高齢者の日常的な医療を提供する安佐医師会病院

 

23年度一般会計6,696億円、全会計1兆2,154億円(第1回定例会)

2023年3月14日 火曜日

 2月15日から開かれた第1回定例会で、3月14日の本会議で採決が行われ2023年度の当初予算が決まりました。一般会計は6,695億9,266万円(1.6%増)、全会計では1兆2,153億7,509万円(0.5%減)。

 一般会計の当初予算規模は対前年度比1.6%の増となりました。主な要因は、借金を返済するための公債費や諸支出金が増えたことや福祉関係費が増えたことによるもので、22年度と比較して106億円の増となりました。

 若林新三議員は、本会議で①平和の推進、②放射線影響研究所の移転促進、③路面電車電停の統合、バリアフリー化、④JR可部線の10分間隔運行、⑤救急車の病院対応時間の短縮、⑥高陽可部線の早期事業化、⑦安佐医師会病院の開設と跡地活用、について総括質問を行いました。

 また予算特別委員会の文教関係(2月27日)で①教員のメンタルヘルス対策、②可部地区学校給食センターの整備について、経済観光環境関係(3月2日)では①「ひろしま活力農業」経営者育成事業の推進、②有害鳥獣対策、について取り上げました。

文教関係の質疑で教員のメンタルヘルス対策について取り上げる若林新三議員

  特別会計は、国民健康保険が1,035億円(0.9%増)、介護保険が1,098億円(4.4%増)、後期高齢者医療が177億円(7.2%増)、競輪が233億円(10.0%減)など、総額は3,981億円(4.1%減)となりました。

 企業会計は、下水道事業が1,046億円(0.3%増)、水道事業が399億円(2.2%減)、安芸市民病院事業が31億円(25.7%増)など、総額は1,477億円(0.0%増)となりました。 (( )内は前年度当初予算比。)

 なお、広島市立大学と市立病院機構(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院、北部医療センター安佐市民病院)は地方独立行政法人のため市議会による予算等の審査は行いません。

若林新三議員が総括質問(第1回定例会)

2023年3月13日 月曜日

 2月20日に開かれた本会議で若林新三議員は①平和の推進、②放射線影響研究所の移転促進、③路面電車電停の統合、バリアフリー化、④JR可部線の10分間隔運行、⑤救急車の病院対応時間の短縮、⑥高陽可部線の早期事業化、⑦安佐医師会病院の開設と跡地活用、について総括質問を行いました。

 「JR可部線の10分間隔運行」については、混雑率がJR西日本では一番高いことと併せて利便性の向上のため、現在緑井駅まで10分間隔で運行されているものを終点の安芸亀山駅まで10分間隔運行を求めたものです。
 「救急車の病院対応時間の短縮」では、現在、救急車が到達した後、受け入れ病院を探すため電話で確認しているところをデジタル化して早期に医師の治療が受けられる体制づくりを求めたものです。見直しが進められる見通しです。
 「高陽可部線の早期事業化」については、可部バイパスまでの最終工区の早期事業化を求めたもので、「早期事業化を検討する」と答弁されています。

総括質問でJR可部線の10分間隔運行等を求める若林新三議員