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22年度一般会計6,589億円、全会計1兆2,214億円(第2回定例会)

2022年3月17日 木曜日

 2月7日から開かれた第2回定例会で、3月17日の本会議で採決が行われ2022年度の当初予算が決まりました。一般会計は6,588億8,140万円(3.6%減)、全会計では1兆2,214億1,441万円(3.7%減)。

  一般会計の当初予算規模は対前年度比3.6%の減となりました。主な要因は、借金を返済するための公債費が372億円減ったことや恵下埋立地の事業費減などによるもので、21年度と比較して248憶円の減となりました。

 若林新三議員は、予算特別委員会の建設関係(3月2日)と総務関係(3月9日)で諸課題について取り上げました。

 

一般会計歳出【性質別歳出】(単位千円)   
  2022年度2021年度増減
消費的経費439,754,525430,138,9692.2
 人件費143,461,899144,275,719-0.6
 物件費74,751,98366,106,80613.1
 維持補修費7,203,0237,873,266-8.5
 扶助費145,667,291144,091,8151.1
 補助費等68,670,32967,791,3631.3
投資的経費89,401,57793,209,568-4.1
 普通建設事業費87,550,04690,313,448-3.1
 災害復旧事業費1,851,5312,896,120-36.1
その他の経費129,725,307160,376,034-19.1
 出資金1,936,790960,600101.6
 積立金1,627,1011,704,979-4.6
 貸付金27,042,13026,993,4290.2
 公債費39,674,65976,891,543-48.4
 繰出金59,044,62753,425,48310.5
 予備費400,000400,0000.0
合計 658,881,409683,724,571-3.6

 

  特別会計は、国民健康保険が1,026億円(3.0%減)、介護保険が1,052億円(3.8%増)、後期高齢者医療が165億円(3.5%増)、競輪が259億円(12.2%増)など、総額は4,149億円(5.0%減)となりました。

 企業会計は、下水道事業が1,043億円(0.4%増)、水道事業が408億円(0.8%減)、安芸市民病院事業が25億円(3.1%増)など、総額は1,476億円(0.1%増)となりました。 (( )内は前年度当初予算比。)

 なお、広島市立大学と市立病院機構(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院、北部医療センター安佐市民病院)は地方独立行政法人のため市議会による予算等の審査は行いません。

17日の採決では22年度予算などと併せて河井買収事件で被買収で起訴された市議6人に対する議員辞職決議案が可決されました。

「特別自治市」の創設求める(予算特別委員会)

2022年3月11日 金曜日

 3月9日の総務関係の予算特別委員会で若林新三議員は①「特別自治市」の創設、②こども図書館の移転、③パートナーシップ宣誓制度の推進、④キャッシュレス決済の導入、について取り上げました。

 「特別自治市」の創設については、県と政令市の二重行政の解消のために県から権限と税財源の移譲が一層必要になっていると述べました。権限や税財源の委譲は県と市が対立するものではなく、二重行政を解消して市民サービスを効率的に行うために「協調」して進めることが重要であるとの視点で市の考えを質しました。また、医療計画の策定など個別の案件でも協議を深めるよう求めました。

予算特別委員会で「特別自治市」の創設について取り上げる若林新三議員

183号に右折レーン新設(予算特別委員会)

2022年3月3日 木曜日

 3月2日の建設関係を審査する予算特別委員会で若林新三議員は①高速4号線の山陽道への直結ルート、②183号の右折レーン新設、③魅力ある都心づくりの推進と電停の統廃合、の3点について取り上げました。高速4号線の延伸については2016年の一般質問で取りあげ、高速4号線と山陽道を接続すること、接続する場合五日市インター経由ではなく直接接続するよう提案していました。22年度から事業が始まります。

 183号の右折レーンの新設については、西原1丁目交差点に右折レーンを新設することを市は明らかにしました。22年度には用地測量や実施設計等を行い、26年度の完成を目指します。併せて、同交差点から西区大宮まで南向きを3車線にする意向も示しました。

 広島駅から紙屋町までの近距離にある電停の統廃合については、社会実験を行って課題の把握など行うよう求めました。

予算特別委員会で発言する若林新三議員。市は183号に右折レーンを新設し、南向きを3車線にします。

 

2022年度安佐北区の主要事業(普通建設事業)

2022年2月24日 木曜日

【企画総務局】
庁舎等整備⇒620万円(高陽出張所ブロック塀の安全対策)

【市民局】
集会所整備⇒7,089万円(耐震補強工事5,800万円(上三田)他)
区民文化センター整備⇒120万円(地下貯蔵タンク改修)
区スポーツセンター整備⇒1億700万円(外壁改修他)
公民館整備⇒1,458万円(受変電設備改修実施設計90万円(日浦)、耐震補強428万円(口田、倉掛)ブロック塀安全対策940万円(高陽))
中小田古墳群整備⇒1,715万円(実施設計)

【健康福祉局】
民間老人福祉施設整備補助⇒1億3,977万円(「緑ヶ丘静養園」改築5,365万円、「三篠園」大規模修繕8,400万円他)
老人集会所整備⇒190万円(井原)
民間障害者(児)福祉施設整備補助⇒357万円(「亀山南園」借入金償還補助)
北部障害者デイサービスセンター整備⇒5,000万円(外壁修繕その他)
安佐市民病院運営負担金⇒3億128万円

【子ども未来局】
保育園整備⇒1,792万円(ブロック塀の安全対策1,410万円(狩小川、亀山南)他)
民間保育園等整備補助⇒1,387万円(あさひが丘ルンビニ保育園等借入金償還補助)
民間児童福祉施設整備補助⇒158万円(高松ハイツ借入金償還補助)
北部療育センター整備⇒1億3,080万円(外壁修繕他)

【環境局】
大河原廃川敷排水施設整備⇒1,130万円(水路等整備)
大気汚染監視設備整備⇒98万円(可部小・微小粒子状物質自動測定機更新)
ごみ処理施設地域環境整備⇒450万円(大野集会所)
玖谷埋立地整備⇒8,960万円
安佐北工場改修⇒22億4,576万円

【経済観光局】 
農林業基盤整備⇒5億4,605万円(農道・水路等4億6,205万円、林道8,400万円)
民有林整備⇒1,105万円(保育412万円、里山林再生整備161万円、人工林健全化208万円他)
市行造林・育林事業⇒1,310万円(造林307万円、育林1,003万円)
いのしし捕獲柵等補助金⇒197万円(電気柵その他50基)
小規模崩壊地復旧事業⇒8,316万円(安佐地区など4か所)

【都市整備局】
道路整備⇒3,720万円(市道の拡幅その他)
普通河川改良⇒6,500万円(砂防堰堤雨水排水施設)
公園緑地等整備⇒9,000万円(一般整備)
安佐動物園整備⇒2億6,900万円(キリン舎、シマウマ舎2億4,200万円、大鳥舎ネット等2,700万円)

【道路交通局】
街路整備⇒2億8,844万円(中筋温品線)
道路整備⇒18億7,290万円(宇津可部線3億4,400万円、久地伏谷線2,100万円(くすの木台工区)、広島豊平線341万円(小河内工区)、下佐東線7,419万円(川平工区)他)
交通安全施設整備⇒1億2,081万円(道路交通安全施設1億733万円、飯室歩道改良1,348万円)
道路情報板の整備⇒3,186万円(下佐東線)
橋りょう整備⇒1億2,314万円(中央橋3,920万円、柏木橋8,394万円)
バス運行対策車両購入費等補助金⇒4,273万円
バリアフリー化設備整備補助金⇒8,000万円(JR安芸矢口駅)
可部線利用促進対策事業⇒550万円(パークアンドライド駐車場の整備)

【消防局】
消防施設整備⇒1,120万円(消防団車両整備700万円、小型動力ポンプ整備420万円)

【教育委員会】
小学校整備⇒1億906万円(トイレ洋式化2,356万円(口田東、口田、可部南他)
中学校整備⇒3,750万円(一般整備)
幼稚園整備⇒320万円(一般整備)
児童館整備⇒1,493万円(空調設備整備1,427万円(三入、可部、口田東、久地南、日浦)他)

【下水道局】
公共下水道整備⇒5億7,000万円(管きょ布設5億6,500万円、尾和ポンプ場整備500万円)
排水設備整備⇒1,040万円(下水道との接続他)
市街化区域外汚水処理施設整備⇒2億1,340万円(特定環境保全下水道2億1,100万円、農業集落排水施設整備200万円他)
急傾斜地崩壊防止対策⇒1億4,100万円(免出地区など4地区)
普通河川改良⇒2億60万円(砂防堰堤排水施設整備1億2,660万円他)

【水道局】
配水施設整備⇒6億3,737万円(桐陽台第二ポンプ場など22カ所2億6,388万円、配水管布設(可部地区など)3億7,348万円)

*1万円未満切り捨て

市営基町駐車場周辺再開発を都市計画決定へ

2022年2月3日 木曜日

 2月2日に開かれた広島市都市計画審議会で、市営基町駐車場周辺の再開発事業が取り上げられ、総事業費やイメージ図などが示されました。

 総事業費は460億円とされ、そのうち国や市などの補助を160億円と見込んでいます。

 高層棟は地上31階、高さ160m。その他、市営駐輪場など2棟(それぞれ5階建て、高さ20m)が計画されています。

 高層棟は27年度、市営駐輪場は29年度竣工予定です。

市営基町駐車場周辺の市街地再開発のイメージ