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平和推進基本条例を制定(第2回定例会)

2021年6月25日 金曜日

 6月15日~25日に第2回定例会が開かれ、政策立案検討会議が2年かけて検討してきた平和推進基本条例を制定しました。また、新型コロナウイルス対策を盛り込んだ29億2051万円の補正予算を可決しました。

 平和推進基本条例は、平和推進にむけて市の責務、市議会や市民の役割等を定めており核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に寄与することを目的としています。国内外の都市等との連携、平和意識の醸成、被爆体験の継承・伝承などの施策を総合的、継続的に推進することを明記しています。

 一方、渡辺副議長の辞職に伴って副議長選挙が行われ、若林新三議員(市民連合)が新たな副議長に選出されました。
【副議長選挙結果】議員定数54 投票総数53(有効投票52 無効投票1)
 若林新三(33票) 竹田康律(19票)

 また、特別委員会の設置については①大都市税財政・地方創生対策特別委員会、②都市活性化対策特別委員会、③安心社会づくり対策特別委員会の3つの特別委員会を新たに設置しました。

副議長に選出された若林新三議員

高陽可部線が開通(7月14日)

2021年6月24日 木曜日

 高陽可部線の第3工区が7月14日に開通しました。

 高陽可部線第3工区は安佐市民病院から可部大毛寺線との環状交差点までの約700mで、2014年の8.20豪雨災害直後の2015年2月に認可を取得して事業を進めてきました。事業費は約20億9千万円。復興まちづくりビジョンに盛り込まれていました。

 幅員は16mの2車線道路で、高陽可部線の総延長は広島三次線から可部バイパスまでの5140m。3工区が開通すると残りは可部大毛寺線と接続するラウンドアバウト(環状交差点)から可部バイパスまでとなります。

 第3工区の開通によって、可部中心部から高陽地区まで踏切を経由せずにアクセスすることができ、利便性は一段と向上します。

7月14日に開通した高陽可部線。開通区間は約700mで事業費は約20億9千万円でした。

 

区役所窓口等でのスマホ決済求める(一般質問)

2021年6月21日 月曜日

 6月21日に開かれた市議会本会議で若林新三議員が一般質問を行いました。

 質問項目は、①核兵器禁止条約の発効と締約国会議、NPT再検討会議、②放射線影響研究所の移転促進、③北部医療センターへの患者の移送、医療機器の購入、④市民課窓口等でのスマホ決済の導入、⑤地球温暖化対策計画の見直し、⑥水素技術の開発・活用、の6項目。

 放射線影響研究所の移転では、新たに広大霞キャンパスへの移転が候補に挙げられており、広島市が臨床検査センター(広島市医師会運営)への移転を検討してきた経過から、広島市医師会が新たな医師会館を建設する意向であれば、移転場所に関係なく、広島市医師会との協議を尊重するよう求めました。松井市長は、尊重する考え方を示しました。

 北部医療センター安佐市民病院への患者の移送に万全を期すよう求めたのに対して、市は、来年5月1日に開院することと合わせ、1日の午前中に患者の移送を行うことを明らかにしました。

 区役所窓口等で現金決済だけでなく、スマホ決済を求めたのに対しては、今年度内に一部導入する意向を示しました。

区役所窓口でのスマホ決済等を求める若林新三議員

広島市に関連する直轄国道の整備費は約118億円

2021年4月2日 金曜日

 広島市に関連する21年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は118億円程度となりました。昨年度より11億円程度増額されました。

 内訳は安芸バイパスが66億7200万円(橋梁上下部工、舗装工等)、東広島バイパスが36億3000万円(橋梁上下部工、舗装工等)、広島南道路6億円(橋梁下部工)、可部バイパス1億7000万円(歩道新設)、西広島バイパス7億9000万円(都心部延伸・調査設計等)などとなっています。

 可部バイパスは、2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しました。今年度は高架橋の歩道が整備されます。21年度の予算は1億7000万円。

 東広島バイパス、安芸バイパスについては22年度で開通する予定になっています。西広島バイパスについては騒音壁工事が行われていましたが20年度から都心部延伸区間の調査設計が進められています。広島南道路は海田大橋と海田高架橋をつなぐ明神高架橋の工事が行われています。

2022年度には開通予定の安芸バイパス、東広島バイパス

サッカースタジアム、大成・フジタ等の共同企業体が事業者に

2021年4月1日 木曜日

 サッカースタジアム整備等事業者選定審議会からの答申を受け、広島市は大成・フジタ・広成・東畑・EDI・復建・あい・シーケィ共同企業体と優先交渉することを決めました。

 同企業体の提案は、スタジアムとしての機能の完成度が高く、ゲームのない日や災害時の利用にも配慮されたことなどが評価されました。

 なお、答申では①戦後の広島を形作ってきた都市景観の歴史を踏まえ、周辺環境と調和し県民・市民に親しまれる外観デザイン、特に屋根形状などのさらなる検討、②広場エリアについては、既存の広場が持つおおらかな解放感の継承と、スタジアムエリアとの一体感を生み出すデザインの工夫、の2点について配慮するよう求めています。

外観イメージ

上空からのイメージ