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新型コロナウイルス対策で1240億円(第2回臨時会)

2020年5月2日 土曜日

 新型コロナウイルス対策での補正予算を審議する第2回臨時会が5月1日に開かれ、総額1240億1860万円の補正予算を決めました。そのうち1194億3300万円は1人10万円が支給される特別定額給付金。

 子育て世帯に対しては児童手当に1万円を上乗せする臨時特別給付金に15億6667万円を予算化。

 その他、保育園での感染防止対策に2億4450万円。マスク、消毒液等の購入経費や個室化のための改修費などを補助します。感染拡大を取り組み事業者への支援として、感染拡大防止や苦境打破に取り組む事業者を支援する者に対してホームページ作成経費や割引サービス負担経費などの経費を補助するため2億円等の予算が決まりました。

 今回の補正予算の財源はすべて国庫支出金。広島市は、今回の施策を第1弾と位置づけ、状況に応じて第2弾、第3弾の緊急対策を講じることにしています。

 

新型コロナウイルス対策、経済、子育てでも緊急要望

2020年4月21日 火曜日

 広島市議会市民連合は、4月21日、新型コロナウイルス対策で経済的な支援、子育て支援についてもそれぞれ経済観光局長、教育長に緊急要望書を提出しました。

 これまで4月13日に総括的な要望を松井市長に、17日には医療体制充実に向けた要望を担当局長に提出しています。

 事業者等への経済的な支援については、①経営が悪化した事業者へ市独自の支援金制度の創設、雇用調整助成金に市独自の上乗せ、②市の通常の融資制度の利子補給制度、独自のコロナ対策での無利子融資制度の創設、③相談窓口の増設、④病院、公共交通機関等への感染防止策の支援、⑤失業者や休業者に対する雇用支援、⑥時差出勤、テレワーク等の要請、⑦終息が見えた段階での復興の支援策、等について要望しました。

 子育て支援については①児童手当の増額、②ひとり親家庭等への支援策、③医療的ケアが必要な障害児の家庭への支援策、④各学年での体系的なカリキュラムの作成、テレビ授業等の利用、⑤5月6日以降の休校継続も想定して子どもたちを守る体制の検討、開校等は1週間以上の猶予期間を設ける、⑥相談体制の充実、⑦保育園等での感染防止対策の徹底、等について要望しました。

コロナウイルス対策で子育て支援について教育長に緊急要望

 

新型コロナウイルスの医療体制充実へ緊急要望

2020年4月17日 金曜日

 市議会市民連合は4月17日、新型コロナウイルス対策で特に医療体制を充実させるよう緊急要望書を広島市の坂谷保健医療担当局長に提出しました。発熱外来を早期に設置して検査・診療体制を強化するほか、入院病床や施設を確保するよう求めました。13日には松井市長に対して総括的な課題につい緊急要望を行っています。

 主な要望内容の要旨は、①新型コロナウイルス対策の医療対策方針の早期明示、②発熱外来の早期設置、③それぞれの症状に応じた入院病床、施設の確保、④医療保護具等の確保、⑤保健所の相談窓口を増やすこと、⑥感染症発症者へのいじめ、差別をなくすこと、⑦医療従事者の働く環境整備、子どもたちへのいじめ、差別をなくすこと、⑧医療体制について市民に迅速、適正な情報提供、の8項目。

 坂谷局長は、市民連合の要望を受け、医療体制の確立に全力で取り組む考えを示しました。

新型コロナウイルス対策での医療体制の充実に向けて緊急要望しました

サッカースタジアム建設の「基本計画」

2020年4月13日 月曜日

 「中央公園サッカースタジアム(仮称)基本計画」が2020年3月31日に策定されました。中央公園西側に配置し、プロサッカーや国際試合、国内大会の他、アマチュア大会の決勝戦等で利用できるものにします。また、サッカー以外のスポーツ、イベントができます。

 スタンドの下等の空間を活用して飲食や多機能スペースの導入、にぎわい交流の拠点となるよう計画されます。また、防災施設としても利用できるようにします。

 観客席は3万人規模でメインスタンドは西側、バックスタンドは東側。ホーム側サポーター席は南側に配置します。また、混雑時にも安全に移動できる幅員のコンコースとし、ピッチ周りを一周できます。

 概算事業費は当初190億円と試算していましたが、精査の結果、埋蔵文化財発掘調査等を含めて230~270億円となりました。資金については①企業、個人からの寄付金、②国の交付金、③使用料等を償還財源とする市債の発行、④広島市、広島県による資金確保、で調達します。

 整備スケジュールは、2020年度で設計・施工の発注準備、2020年度~2023年度で基本・実施設計、建設工事を行い、2024年度の開業をめざします。

スタジアム諸機能の配置イメージ

新型コロナウイルス対策で市民連合が緊急要望

2020年4月13日 月曜日

 市議会市民連合は4月13日、松井市長に対して新型コロナウイルス対策についての緊急要望書を提出しました。特に、感染が拡大してから「緊急事態宣言」を出すのではなく、早い段階での広島市独自の宣言を出すなど、早期の感染拡大防止を求めています。

 要望内容の要旨は①早期の「緊急事態宣言」を発令し感染拡大を防止、②発生状況や医療体制等について最大限の情報提供、③企業、生活者等への相談窓口の拡充と経済支援策の充実、④学校休校では、その間の教育を具体的に指示、近隣の教育委員会との連携、⑤感染者の早期発見のための検査体制の強化、発熱外来の早期設置、軽症者の居場所確保等医療体制の確立、⑥市民への意識啓発の徹底、⑦市内部で業務が集中している場所への応援体制。

 松井市長は要望内容も踏まえて新型コロナウイルス対策を一層強めていく姿勢を示しました。

市民連合が緊急要望書を松井市長に提出しました。