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中央市場と東部市場を統合して整備

2019年4月25日 木曜日

 広島市は中央市場の建て替えを検討していましたが、19年3月に新中央市場建設の基本計画を策定しました。それによると老朽化が進んでいる中央市場と併せて東部市場も統合して整備することにしました。
 新中央市場の建設に向けて2017年4月から検討が進められていましたが、2018年3月の検討会には東部市場の関係事業者も検討会に参加していました。

 若林新三議員は、2017年12月の本会議の一般質問で新中央市場の建設に向けては、東部市場の取扱高も減少しており、建て替えに合わせて東部市場と統合して整備するほうが合理的であると提案していました。

 また、若林新三議員は、単なる建て替えに留まるのではなく、下関の唐戸市場のような観光客も気軽に訪れる施設にすることも併せて提案していました。これについても新中央市場建設の基本計画では、賑わい機能を導入することや見学者コースの設定も含まれています。

 新中央市場の施設規模は現状面積が135,500㎡であるのに対して、一部既存施設も活用して146,700㎡に拡げることにしています。駐車場は1600台分を立体化して平面駐車場と併用することにしています。

 整備スケジュールは、2019年度から基本設計を行い、2021年度から立体駐車場を皮切りに、青果、水産・花きの卸売場の他、関連棟を1棟整備することにしており、2030年代初頭にすべての施設の完成を見込んでいます。

新中央市場の施設配置案

 

広島駅前広場が新しく生まれ変わります

2019年3月15日 金曜日

 広島駅南口広場の新たな整備方針が決まりました。

 

 第1のコンセプトは、穏やかな「風」や降り注ぐ「太陽の光」市民の「世界平和」への思い、「歴史・文化」など、たくさんの広島が感じられる「おもてなしの空間」の創出。

 路面電車が進入する駅ビル2階レベルに交通広場を整備。屋根を高い位置に設け、自然採光や自然換気を取り入れ、眺望が楽しめる開放的な空間にすることで空や雲、風が感じられる快適な空間をつくります。

新しく生まれ変わる広島駅前広場

 第2のコンセプトは、広島を訪れる人、広島から旅立つ人の期待感や楽しみが膨らむシンボリックンは空間の創出。

 「そり」のある大屋根を設置します。世界から人々を迎えるために広げた両手や、広島から世界へ羽ばたく翼を表現しています。

 「祈り」のデザインや平和を象徴する白系の色彩を取り入れ、新幹線ペデストリアンデッキや自由通路と空間イメージを統一します。

開放的な広場も整備されます

 第3のコンセプトは、来訪者と市民が「集い・にぎわい・交流する空間」を創出。

 大屋根の下の交通広場を中心に広島駅周辺へ連絡するペデストリアンデッキを設置します。デッキの一部にはイベントスペースも設置。

 

 路面電車が駅ビル2階に進入するなどの駅前広場整備は2025年春の開業をめざしています。なお、ホテルを併設した駅ビル(地上20階、地下1階)も建替えられ、同様に2025年春の開業をめざしています。

19年度一般会計6701億円、全会計1兆427億円(第1回定例会)

2019年3月13日 水曜日

 2月15日から開かれた第1回定例会で、3月13日の本会議で採決が行われ2019年度の当初予算が決まりました。一般会計は6700億5261万円(2.9%増)、全会計では1兆2426億8679万円(2.4%増)。
  一般会計の当初予算規模は対前年度比2.9%の増で3年連続してプラス予算となりました。

 若林新三議員は、予算特別委員会の委員長に指名されたため、委員会での発言は行いませんでした。事前には6項目について発言を用意していました。

本会議で予算特別委員長報告を行う若林新三議員

 

一般会計歳出を目的別分類で見ると、福祉サービスの提供(民生費)が2091億円(2.7%増)、道路・市街地整備、交通等(土木費)が977億円(3.8%増)、教育の充実(教育費)960億円(0.3%増)、借入金返済(公債費)が820億円(2.0%減)、保健・医療や環境対策(衛生費)が675 億円(1.0%減)、市民参加や平和の推進等(総務費)462億円(1.1%増)、地域経済の振興等(商工費)が210億円(5.6%減)、などとなっています。   

  特別会計は、国民健康保険が1146億円(1.8%減)、介護保険が956億円(3.0%増)、後期高齢者医療が146億円(4.7%増)、競輪が152億円(8.1%増)など、総額は4244億円(1.3%増)。

 企業会計は、下水道事業が1039億円(1.5%増)、水道事業が419億円(6.2%増)、安芸市民病院事業が24億円(1.7%増)など、総額は1482億円(2.8%増)。 (( )内は前年度当初予算比。)

 なお、広島市立大学と市立病院機構(広島市民病院、舟入市民病院、リハビリテーション病院、安佐市民病院)は地方独立行政法人のため予算等は議会にはかかりません。

若林新三議員が予算特別委員長に

2019年3月6日 水曜日

 19年度の予算を審査する予算特別委員会で、若林新三議員は委員長に指名され、予算案の審査を進めました。

 委員長なので基本的には委員会での発言はできません。予算特別委員会設置前には予算審査に向けて6項目について発言を用意していました。

若林新三議員は2019年度の予算を審査する予算特別委員会の委員長として特別委員会審査を進めました

2019年度安佐北区の主要事業(普通建設事業)

2019年2月21日 木曜日

【市民局】
岡田運動広場整備⇒2億500万円
集会所整備⇒1億2099万円(耐震補強工事(久地など3カ所9364万円)他)
小学校屋外運動場照明設備整備⇒2330万円(日浦小学校)
公民館整備⇒1億4160万円(耐震補強工事(亀山、白木1億990万円)他)

【健康福祉局】
民間老人福祉施設整備補助⇒427万円(借入金償還補助)
民間障害者(児)福祉施設整備補助⇒224万円(借入金償還補助)
安佐市民病院整備等負担金⇒3億1729万円
原爆養護ホーム整備⇒7040万円(倉掛のぞみ園)

【子ども未来局】
保育園整備⇒3億7790万円(耐震補強工事(可部東、高南、三田など5園)他)
民間保育園等整備補助⇒9924万円(はすがおか認定こども園改築8022万円他)
民間児童福祉施設整備補助⇒160万円(借入金償還補助)

【環境局】
大気汚染監視設備整備⇒69万円(可部小学校環境大気測定局)
玖谷埋立地整備⇒1億3400万円
ごみ処理施設整備⇒7億105万円(筒瀬グリーンバンク広場用地再取得)

【経済観光局】 
ひろしま活力農業経営者育成補助⇒3300万円(ビニールハウス等整備)

ひろしま活力農業経営者育成事業が着実に進められています

農業の担い手確保対策補助⇒1433万円(ビニールハウス整備)
農林業基盤整備⇒3億9834万円(農道・水路等3億1534万円、林道8300万円)
民有林整備⇒2461万円(里山林再生整備、人工林健全化他)
市行造林・育林事業⇒865万円
いのしし捕獲柵等補助⇒227万円(防護柵その他63基)
小規模崩壊地復旧事業⇒5055万円(白木地区など12か所)
農業振興センター整備⇒4230万円(安佐分場橋りょう改修他)

【都市整備局】(復興関連事業他)
農林業基盤整備⇒4億1910万円(治山ダム雨水排水施設)
街路整備⇒3億2400万円(高陽可部線)
道路整備⇒11億6130万円(市道の拡幅他)
普通河川改良⇒11億8200万円(砂防ダム雨水排水施設他)
公園緑地等整備⇒9658万円(三入南二丁目公園他)
住宅整備⇒740万円(一般整備)
安佐動物園整備⇒3億3540万円(マルミミゾウ舎整備他)

【道路交通局】
道路整備⇒22億1921万円(安佐市民病院アクセス道路、広島豊平線、宇津可部線他)
交通安全施設整備⇒1億9539万円(道路交通安全施設1億2459万円他)
橋りょう整備⇒3700万円(柏木橋)
バリアフリー化設備整備補助⇒5300万円(JR安芸矢口駅)

【消防局】
消防施設整備⇒1億2746万円(消防団車両整備他)

【教育委員会】
小学校整備⇒2億2351万円(トイレ洋式化5校他)
中学校整備⇒1億1108万円(一般整備他)
幼稚園整備⇒399万円(一般整備他)
児童館整備⇒1081万円(飯室児童館実施設計、空調設備整備8館)

【下水道局】
公共下水道整備⇒10億4730万円(管きょ布設9億6430万円、小田ポンプ場整備他8300万円)
排水設備整備⇒1307万円(下水道との接続他)
市街化区域外汚水処理施設整備⇒3億9692万円(特定環境保全下水道3億7700万円他)
急傾斜地崩壊防止対策⇒1億3100万円(温泉が丘など3地区)
普通河川改良⇒1億6500万円(一般整備他)

【水道局】
配水施設整備⇒12億8693万円(星が丘団地など26か所3億8750万円、配水管布設8億9942万円)
諸設備新設改良⇒1138万円(高陽水道メーター管理所他)

*1万円未満切り捨て