9月2日の安全社会づくり特別委員会では、「こども・若者計画」(骨子案)と「食品ロス削減推進計画」(骨子案)が示されました。24年度中の計画策定をめざしているものです。
若林新三議員は「こども・若者計画」の数値目標について、これまでの5年間の最高値を今後の目標にしていることについて、「数値目標が消極的すぎる」と指摘し、再検討するよう求めました。
また「食品ロス削減推進計画」については、食品リサイクル・ループを進める事業者等も積極的にPRするよう求めました。

6月15日から28日にかけて開かれた第2回市議会定例会で23億1,940万円の補正予算を決めました。主には新型コロナウイルスワクチン接種事業で22億6,628万円を予算化。
若林新三議員は総務委員会で文化財団の経営状況を取り上げました。その内、再整備することが決まっている「野外活動センター・こども村」(安佐北区安佐町小河内)について、幅広く市民等から親しまれ、活用していただける場所になるよう求めました。事業費は40億円を見込んでいます。
新型コロナウイルスワクチン接種事業の対象者は65歳以上か、60歳から64歳までで一定の基礎疾患がある人です。年1回、自己負担は3,200円です。
6月10日に開かれた安全社会づくり特別委員会で、広島市は、都市計画道路・長束八木線(6工区)を2028年度に開通させる見通しであることを明らかにしました。若林新三議員の質問に答えたもの。
長束八木線は8.20豪雨災害(2014年)の復興まちづくりプランで継続復興期間に整備する予定で、今年度が最終年となっていました。新型コロナ感染症対応で用地交渉を進めることができなかったことなどから4年遅れの整備となる見込みです。
その他、川の内線と桐原のバス通り拡幅は今年度で完了予定。高谷農道も2028年度頃の完了を目指しています。
桐原川南側の安佐北3区264号線と3区269号線の待避所については、2025年度から地元と協議をしながら事業を進めて行くことになります。
「広島城三の丸歴史館」の整備イメージが5月21の総務委員会で示されました。
現在の広島城は耐震診断調査で大規模な地震で倒壊、崩壊する危険性が高いとされているため2025年度後半には閉館する予定です。天守閣内の層ごとにさまざまな展示が行われていますが、閉館に伴って刀、鎧、資料などの常設展示物を収納するため「広島城三の丸歴史館」を整備するものです。
整備スケジュールは、今年度末には飲食・物販等のにぎわい施設(第1期エリア)の供用を始めるとともに、歴史館は2026年10月の供用をめざしています。年間40万人以上の来館者を想定。事業費は56億9,099万円。(24年9月議会で27年3月供用、工事費を59億2,999万円に変更)
広島市に関連する24年度の直轄国道整備(安芸バイパス、東広島バイパス、広島南道路、可部バイパス、西広島バイパス)は27億円程度となりました。東広島バイパス、安芸バイパスが昨年3月19日に開通したことによって総額は昨年度より減額されています。
内訳は安芸バイパスが2億2,600万円、東広島バイパスが2,000万円、広島南道路12億2,700万円(明神高架橋下部工事等)、西広島バイパス9億4,500万円(都心部延伸・調査設計等)、可部バイパス3億円などとなっています。
可部バイパスは2021年2月19日に可部中心部での4車線化が完成しており、現在、上根バイパスに向けて最後の工区の事業が進められています。
西広島バイパスについては20年度から都心部延伸区間の調査設計が進められており、今年度からの工事着手が見込まれています。
一方、南道路の一部となる廿日市インターから木材港西までの事業も22年度から始まっており、今年度は1億7,900万円(調査設計)が予算化されました。